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レッド・ツェッペリンのロバート・プラントはフィル・コリンズがソロ・キャリアを軌道に乗せるための原動力になったと語っている。

ロバート・プラントは『ヴァルチャー』の新たなインタヴューで、フィル・コリンズが5曲でドラムを叩いた1982年発表のソロ・アルバム『11時の肖像』で彼が「ポジティヴなエネルギー」をもたらしてくれたと語っている。

「ジョン・ボーナムが亡くなって、レッド・ツェッペリンがなくなり、行くべき道があったはずなんだ」とロバート・プラントは語っている。「でも、僕はすごくもがき苦しんでいた。というのも、32歳まで僕はワイルドでバカげた冒険をやっていたようなものだった。フィル・コリンズは原動力となって、僕のファースト・アルバム『11時の肖像』にポジティヴなエネルギーをもたらしてくれた。他の人と一緒にやるのは難しいことではなかったけど、適切に仕上げられるかが問題だったんだ」

ロバート・プラントは次のように続けている。「フィルはアドバイスより励ましや配慮をもたらしてくれた。彼は断固としていた。少しの時間を費やして、ウェールズのスタジオに来てくれて、うまくいくようにしてくれたんだ。誰もパフォーマンスの影に隠れたりはしなかった」

ロバート・プラントはフィル・コリンズが1980年に亡くなったジョン・ボーナムに憧れていたとも語っている。「一緒にツアーに出た時に彼が言っていたのは『ロバート、長年、君の後ろにいた人物が僕にとってのヒーロなんだ』ということだった」

「そういうことなんだよね。『君を戦える状態に戻すためにできることはなんだってする。そのために僕はここにいるんだ』ってね。素晴らしい気持ちだったし、いい人物だった」

フィル・コリンズは1985年のライヴ・エイドでレッド・ツェッペリンのドラマーも務めているが、ジミー・ペイジはこの判断は失敗だったと2021年に語っている。

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