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マリリン・マンソンは性的虐待について訴えられていた裁判の一つが棄却されている。

カリフォルニア州の裁判所はモデルのアシュリー・モーガン・スミスラインが2021年に性的虐待の罪などで訴えていた裁判を棄却している。

アシュリー・モーガン・スミスラインは性的虐待、性的暴行、故意の精神的苦痛、非合法の監禁などの罪でマリリン・マンソンことブライアン・ワーナーを訴えていたが、棄却されたと『ロサンゼルス・タイムズ』紙は報じている。

昨年10月、アシュリー・モーガン・スミスラインの弁護士だったジェイ・エルワンガーはその座を退いている。アシュリー・モーガン・スミスラインは12月までに新たな代理人を見つけるか、自らが代理人を務める必要があったが、その締切に間に合わず、棄却に至っている。

原告は新たな代理人を見つけて再申請することは可能となっている。

マリリン・マンソンの弁護士であるハワード・キングは『ピッチフォーク』に対して次のように述べている。「アシュリー・モーガン・スミスラインが見返りを要求したりせずにブライアン・ワーナーへの裁判を棄却してくれたことに感謝していますし、賞賛したいと思います」

「私たちとしては彼女の幸せを祈るとともに、法制度を悪用しようとした者たちが大きな代償を支払うことになるように取り組みを続けていきます」

マリリン・マンソンは『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られるエスメ・ビアンコから虐待の罪などで訴えられている。

マリリン・マンソンはそうした主張を否定しており、「皮肉にも嘘で#MeTooのムーヴメントを現金化して搾取しようとしている」として「組織的攻撃」だと述べている。

また、マリリン・マンソンはドキュメンタリー作品『フェニックス・ライジング(原題)』が公開されたことを受けてエヴァン・レイチェル・ウッドを名誉毀損で訴えている。

昨年5月にはマリリン・マンソンに対してパーソナル・アシスタントが起こしていた裁判もロサンゼルス最高裁で棄却されている。

判事のマイケル・スターンは告発された事件がカリフォルニア州の2年の時効を越えていることを指摘して、裁判を棄却している。

昨年9月にはロサンゼルス郡保安官事務所が19ヶ月にわたって捜査してきたマリリン・マンソンの性的虐待の事件資料をロサンゼルス郡地方検事局に提出している。

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