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パブリック・エナミーのチャックDはバックカタログの権利の大部分を音楽出版社に売却している。

リーチ・ミュージックは作家としての印税の100パーセントと音楽出版権の半分を買収している。

今回の売却はチャックDのすべての作品を網羅するものではないものの、パブリック・エナミーの初期を含む1987年から2012年の300曲を含むものとなっている。

この時期にチャックDとパブリック・エナミーは『パブリック・エナミー・II』、『ブラック・プラネット』、『黙示録 91』といった名作をリリースしている。

チャックDはこの時期、ほとんどの曲でソングライターにクレジットされており、“Bring The Noise”、“Fight The Power”、“Welcome To The Terrordome”といった曲も含まれている。

「音楽業界が変化している中で今回の契約は私たちのビジネスを前進させる論理的な進化としてふさわしいタイミングでした」とチャックDは声明で述べている。「リーチ・ミュージックはヒップホップというジャンルへの作曲や出版面でリスペクトを確立するという点で常に先を行っており、引き続き私たちの作品を見てくれることになります」

昨年、ブルース・スプリングスティーンはマスター音源の権利と楽曲の出版権を合わせてソニーに5億ドルで売却したと報じられている。

ここ数年でボブ・ディラン、スティーヴィー・ニックス、ニール・ヤングなど多くの大物ミュージシャンが自身のカタログの権利を売却している。

ボブ・ディランも先日、自身の音楽の権利を売却しており、ユニバーサル・ミュージック・グループに3億ドルで売却している。ニール・ヤングはヒプノシス・ソングスに自身の権利の50%を1億5000万ドルで売却している。

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