レッド・ツェッペリンは1970年にロサンゼルスのフォーラムで行ったライヴの音源が修復されて、オンラインに投稿されている。
レッド・ツェッペリンについては1970年に行ったマディソン・スクウェア・ガーデン公演の映像も先日オンラインにアップされており、今回、別の音源も公開されている。
レッド・ツェッペリンは1970年9月4日にロサンゼルス公演を行っており、この日の公演の音源は数十年にわたって『オン・ブルーベリー・ヒル』のタイトルでブートレッグとして流通してきた。
今回、この音源がエディ・ヴィンセントというファンが撮影した8mmの映像と組み合わされている。彼の撮影機器では当時音源のレコーディングができなかったという。
エディ・ヴィンセントは『クラシック・ロック』誌に次のように語っている。「素晴らしい席だったんだよ。バンドのすぐ後ろの最前列で、ジョン・ボーナムのドラム・キットのすぐ後ろだった。唯一の問題はジョン・ボーナムが観えないことで、というのもドラがすぐそこにあったんだよね。アコースティック・セットの時にはジョン・ボーナムが来てくれて、僕らに話しかけてくれたよ」
エディ・ヴィンセントは次のように続けている。「音源は世に出たほうがいいよね。もちろんコレクターやトレイダーが世に出さないのは知っているけど、僕としては残念だと思う。音源は共有されるべきだし、クレイジーな世界から逃れるために必要なものなんだ。もし、この映像が多くの人に幸せをもたらすなら、僕らはいい仕事をしたんだろうね」
公開された映像はこちらから。
映像と音源はトレイダーのジョン・ウォーターズによってまとめられており、彼は概要欄に次のように記している。「昔のコンサート映像は重要なもので、保存されるべきです。もしあなたが過去に撮影を行っていたり、リールをやりとりしたり、70年代〜80年代にロック雑誌の伝言板で購入したりしたのだとしたら、
それを保存することが重要なのです」
先日、ロバート・プラントはレッド・ツェッペリンの曲をライヴでやることや再結成について触れ、「刺激を受けたいという僕の欲求を満たしてはくれないだろう」と語っている。
レッド・ツェッペリンはドラマーのジョン・ボーナムが亡くなったことを受けて1980年に解散している。その後、何度か再結成を果たしており、最も最近のものは2007年に一夜限りで行われたライヴとなっている。ロバート・プラントは自身のソロ公演ではレッド・ツェッペリンの曲を披露している。
「大喝采を浴びるために元々に立ち返るなんて、刺激を受けたいという僕の欲求を満たしてはくれないだろうね」
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