映画『ターミネーター2』に出演した俳優のロバート・パトリックはサウンドトラックにガンズ・アンド・ローゼズの代わりにナイン・インチ・ネイルズを入れようとしたと語っている。
『ガーディアン』紙の新たなインタヴューでロバート・パトリックは監督のジェームズ・キャメロンにそれを提案してみたものの、それを拒否したのは主演のアーノルド・シュワルツェネッガーだったことを明かしている。代わりに『ターミネーター2』のサウンドトラックにはガンズ・アンド・ローゼズのオリジナル曲“You Could Be Mine”が収録されている。
ロバート・パトリックは当時、弟のリチャード・パトリックがナイン・インチ・ネイルズのツアー・ギタリストで、バンドを応援していたことを明かしている。
「『ターミネーター2』を撮影した時、ナイン・インチ・ネイルズの“Head Like A Hole”に合わせて運動していたんだ」と悪役のT-1000を演じたロバート・パトリックは語っている。
ロバート・パトリックはジェームズ・キャメロンに曲を聴かせて、サウンドトラックに入れさせようとしたが、『ダメだったんだ。アーノルド・シュワルツェネッガーはガンズ・アンド・ローゼズのほうが好きだったんだよ』と続けている。
ガンズ・アンド・ローゼズの“You Could Be Mine”は映画に二度登場する。エドワード・ファーロングがダートバイクで疾走するシーンとエンド・クレジットで楽曲は使われている。
ロバート・パトリックはジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーが曲を使わなかったことについて「今ではナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがサウンドトラックでアカデミー賞を複数受賞していることを考えると皮肉だよね」と語っている。
先日、ナイン・インチ・ネイルズはフー・ファイターズに代わって2つのアメリカのフェスティバルにヘッドライナーとして出演している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.