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ビリー・ジョエルはソロ・デビュー50周年を記念して、『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』が世界各国の劇場上映され、最新版が映像商品としてリリースされることが決定している。

1990年6月22日・23日にビリー・ジョエルの地元であるニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われたこの公演は2日間で11万人が詰めかけ、全米観客動員200万人を記録した『ストーム・フロント』ツアーのハイライトとなったと同時に、旧ヤンキー・スタジアムの長い歴史(1923-2008)の中で初めて行われたロック・コンサートとなっている。

この度、世界各国で10月5日と10月9日に劇場上映されることが決定しており、特別上映に際しては、16mmのカラー・フィルムを用いてライヴ撮影されたコンサートのオリジナルが見事な美しさの4K映像として再編集され、音声はドルビーアトモスが採用されている。日本での劇場公開については現時点では未定となっている。

同作からは“We Didn’t Start the Fire”の映像が公開されている。

劇場上映を手掛けるトラファルガー・リリーシングのマーク・アレンビーCEOは次のようにコメントしている。「今回もソニー・ミュージックエンタテインメントと組み、ロックンロールの名コンサートを劇場の大画面に届けることが出来て光栄に思います。再編集を施したこのコンサートは、世界中の映画館の席でビリー・ジョエル・ファンを踊らせることになるでしょう」

さらに11月4日には『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』の最新版が2CD+ブルーレイの3枚組、3LP、デジタル配信の3形態でリリースされる。

『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム』は、1990年12月にVHSで、その後2001年に一度DVDでリリースされたものの、曲数が削られたり、一部エディットされている収録曲もあったため、全部で12曲85分という収録内容だった。今回リリースされる3枚組のCD部分(DISC1 & DISC2)には、1990年6月22日と23日の2公演から、新たにミックスされた22曲のパフォーマンスが収録される。リリースの詳細は今後発表される。

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