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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョン・フルシアンテは初めてバンドに加入した時のことを振り返っている。

ジョン・フルシアンテは1988年に18歳でレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入しているが、最初の1年は自分に自信がなかったために「苦労した」とオーストラリア版『ギター・マガジン』誌に語っている。

「バンドに加入して最初の1年はものすごく苦労したよ」とジョン・フルシアンテは語っている。「ギタリストにとっておそらく役に立つことを言いたいんだけどさ。自分はバンドに入って最初の頃は、みんなを感心させたいという思いがあって、自分のことを信頼できなかったんだよね」

「『ユニークになりたい』、『見せつけてやりたい』、『目立ちたい』なんてことを思っていて、やっていることがすべて強制されているように感じていたんだ」

「自由を感じられなかったし、言いたいことも言えてない気がしていた。自分の中に深く入っていけてない気がしていたんだ」

ジョン・フルシアンテは最終的に自分のやっていることを「シンプルにして」、他のメンバーとコラボレーションを行っていくのが最善の方法だと気付いたと続けている。

「最初のツアーを終える頃には楽しくないところまで来ていて、『自分がやろうとしていることはすべて捨ててしまおう』と思った」

「人の関心を惹こうとするのを止めて、エゴをすべて捨て去ろうと思ったんだ。自分のギターをバンドの他のメンバーを支えるために使うことに決めたんだ。それで、自分のやることをシンプルにして、同時にこれまでの100倍、自分の表現やソウルを注ぎ込むことにしたんだ」

「そうしたら突然、自分のやっていることにみんなが反応してくれるようになったんだ。他の人が思うだろうレッド・ホット・チリ・ペッパーズになろうとするんじゃなくて、自分自身であることを始めたんだ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはポスト・マローンと行う6日間に及ぶ豪州ツアーの日程を発表している。

両アーティストにとって2023年の最初の公演となる予定で、ツアーはニュージーランドのオークランドで行われる1月21日の公演から始まる。ツアーはダニーデン、ブリスベン、シドニー、メルボルン、パースを回る予定となっている。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは4月に通算12作目となるアルバム『アンリミテッド・ラヴ』を4月にリリースしており、ポスト・マローンは通算4作目となる『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』を6月にリリースしている。

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