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ビリー・アイリッシュポール・マッカートニーとケンドリック・ラマーと共に今年のグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めることの嬉しさと衝撃について語っている。

ビリー・アイリッシュは6月24日にグラストンベリー・フェスティバル初日のヘッドライナーを務め、21曲を披露している。フェスティバルに先立ってビリー・アイリッシュは『NME』のロング・インタヴューを受けている。

ビリー・アイリッシュは史上最年少のヘッドライナーとなっており、2000年以降に生まれたアーティストがヘッドライナーを務めるのは初めてとなっている。一方、ポール・マッカートニーは80歳で史上最年長のヘッドライナーとなり、この比較についてビリー・アイリッシュは次のように語っている。「年齢は関係ないけどね。どこの出身かも、どんな見た目かも、誰であるかも関係ない。こんなことになったのよ」

「私の名前が彼らの隣にあって、同じ高さにあるなんて、正気じゃない。ケンドリック・ラマーは14歳の時に私が行ったフェスティバルのヘッドライナーを務めていた。彼が小さなフェスティバルのヘッドライナーを務めていたのが信じられなかった。彼は巨大な存在だったから。それが今やポール・マッカートニーと共に彼と同じフェスティバルでヘッドライナーを務めるんだから、冗談みたいよね。ザ・ビートルズで私は育った。私の音楽愛の95%はザ・ビートルズとポールに向けたものだった。考えられないくらいのことよね」

今年のグラストンベリー・フェスティバルは2日目にポール・マッカートニーがヘッドライナーを務め、3日目にケンドリック・ラマーがヘッドライナーを務めている。ビリー・アイリッシュは過去に2019年にアザー・ステージに出演している。

ビリー・アイリッシュはグラストンベリー・フェスティバルのステージで1973年の「ロー対ウェイド」事件における判例を覆す最高裁判決が出たことに言及して、“Your Power”を披露する時に次のように語っている。「これは権力という概念とそれを乱用してはいけないことを忘れないことについての曲です。今日はアメリカの女性にとって暗い日になりました」

インタヴューでビリー・アイリッシュはかつて「自分にはヘッドライナーを務めることはできないだろう」と考えていたと語っている。「若い女性がフェスティバルのヘッドライナーを務めるのはクールなことよね。だって、男性が支配的な状況だったから」

ビリー・アイリッシュは2017年や2018年の頃は音楽界における女性の今後について「絶望」を感じていたと語っている。「フェスティバルのラインナップを見ても男性ばかりだった。好きなアーティストばかりだったけど、『いつ女性は参加できるんだろう?』と思っていた。女性には豪華なバックダンサーや衣装替え、ヘアチェンジ、クレイジーなコスチュームやステージセットが必要とされていた。男性のパフォーマーのことも大好きだけど、彼らはそんなことをやる必要がなかった。女性は大掛かりなライヴが必要だと思われているのよ」

「そうしないと、満足してもらえないというのはうんざりだった。やりたければ、それでいいけど、そんな風に思われているなら、私は自分にはヘッドライナーを務めることはできないだろうと思っていたのを覚えている」

ビリー・アイリッシュは一夜限りとなる来日公演が8月26日に有明アリーナで開催されることが決定している。

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