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BTSは「ソロ・プロジェクトの活動を行う時間を取る」ために一時的に活動休止することを担当者が発表している。

BTSは結成を記念したFESTAディナーの場で活動休止を発表している。BTSは今月で9周年を迎えているが、ソロ活動を行うためにまとまった休止期間を取るという。

しかし、その後BTSのスポークスパーソンは『ピッチフォーク』に次のように述べている。「誤解のないように言うと、休止するわけではなく、今はソロ活動を行う時間を取るということです。これまでとは違う様々な形で活動は続きます」

RMはFESTAディナーの場でBTSで多くのことを達成できたが、メンバー個々人が個人として成長し、成熟する必要があると語っている。

「ずっとBTSは他のグループとは違う存在だと思っていたけど、K-POPやアイドル業界全体の問題は成熟する時間が与えられないということだ。音楽を制作して、活動は続けていかなきゃならない」

RMは個人としてもグループとしてもBTSの新たな方向性を考えるために今は時間を取りたいと続けている。

他のメンバーは休止を決めることは難しい判斷で、ファンをがっかりさせているように感じると語っている。

「何があろうとファンのことを考えずにはいられない。ファンに忘れられないアーティストになりたい。ファンに忘れられないどんなアーティストになるのか、考え始める時なんだと思う」とジミンは語っている。

「今、難しい時期を経験するのはだからだよね。アイデンティティを見つけようとしていて、それは気の遠くなるような長いプロセスなんだ」

2019年に活動を休止した時は、BTSの担当者は「長期の」休暇になるという報道に対して、あくまで「短期」のものだと説明していた。

「デビューからゴールを目指して絶え間なく自分を駆り立ててきたBTSのメンバーにとって休止期間はミュージシャンとしてもクリエイターとしても新しい自分を見せる準備と充電の機会になるでしょう」と当時、BTSの担当者は述べている。「短い期間ではありますが、20代の若者として日常生活を謳歌する機会も与えてくれるでしょう」

先日、BTSはアンソロジー・アルバム『プルーフ』からのリード・シングル“Yet To Come (The Most Beautiful Moment In Life)”のミュージック・ビデオが公開されている。

“Yet To Come (The Most Beautiful Moment In Life)”と『プルーフ』は6月10日にリリースされている。48曲が収録されたコンピレーションにはデビュー・シングル“No More Dream”、ホールジー参加の“Boy With Luv”などが収録されている。

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