エミネムはヒップホップの先駆者であるザ D.O.C.に新たなドキュメンタリーで賛辞を寄せている。
トライベッカ映画祭で初上映されたドキュメンタリー『ザ D.O.C.』は、80年代のザ・フィラ・フレッシュ・クルーでの活動からN.W.A.の作品におけるドクター・ドレーとの共作、デス・ロウ・レコーズの設立、30年前の交通事故で声を失うまでを描いた作品となっている。
デイヴ・カプランが手掛けたドキュメンタリーのためにドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、アイス・キューブ、エミネムなどがインタヴューを受けており、エミネムは賛辞を寄せた後、1989年発表のアルバム『ノー・ワン・キャン・ドゥ・イット・ベター』に収録の“Mind Blowin”の歌詞を反芻している。
「彼はそれまで誰もやったことのないことをやっていた。リリックだけを取ってもね」とエミネムは語っている。
リリックを反芻している時に正確なラインを確かめようとエミネムがザ D.O.C.を呼び、彼がそれに答えると、エミネムは次のように漏らしている。「こんなことどうやってやったんだ? すごい」
エミネムは先日デジタルで『ザ・エミネム・ショウ』の20周年を記念したエクスパンディッド・エディションがリリースされているが、4LP、カセットテープ、CDといったフィジカルでのリリースも決定している。発売日に関しては明らかにされていない。
また、エミネムはバズ・ラーマン監督による伝記映画『エルヴィス』のサウンドトラックに参加していることが明らかになっている。映画『エルヴィス』は7月1日に日本公開される。
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