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マネスキンは揶揄する声もある中でオーディション番組『Xファクター』に関連して語られることについて自身の見解を明かしている。

イタリア代表として2021年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストで優勝したマネスキンは2017年にイタリア版『Xファクター』に出演して、2位に入っている。

マネスキンは『NME』のロング・インタヴューで番組に出演することにした理由とオーディション番組への考えが変わったことについて語っている。「基本的に楽器やらアンプを肩に担いで運ぶのにうんざりしていたんだ。列車に飛び乗る機会だと思ったんだよね」とフロントマンのダミアーノ・デイヴィッドは語っている。

ベーシストのヴィクトリア・デ・アンジェリスは次のように続けている。「クールだと思ったわ。本物のバンドに演奏させてくれるのが『Xファクター』だけだったし、少なくとも最初はそうだった。リアルなものを見せつける機会だったのよ。とにかくやりたいことをしただけよ」

オーディション番組で登場したアーティストへの考え方もだいぶ変わったとダミアーノ・デイヴィッドは説明している。「僕らの世代というのはなんでもかんでもレッテルを貼るわけじゃないんだ。ただ、音楽を楽しんで、その歩みを追って、その行動を追っかけていくというね」

「ハリー・スタイルズが完璧な例だよ。彼はボーイグループで巨大なファンベースがあったわけだけど、今では最も尊敬されて崇拝されるアーティストの1人になっているわけだからね。彼はそれにふさわしいと思うよ。だって、自分のためにこうしたわけだからね。文字通り、これがアーティストのすべきことだよ。自分に嘘をつかないというね」

マネスキンは『NME』のロング・インタヴューでバズ・ラーマン監督の映画『エルヴィス』に楽曲を提供するようになった経緯やコールドプレイのクリス・マーティンとダコタ・ジョンソンから朝食に招待されたことについても語っている。

マネスキンは最新シングル“Supermodel”のミュージック・ビデオも公開されている。「僕たちの大好きな90年代の映画から切り出したフレームやシーケンスを再現していった。ロンドンでのロケは本当に楽しかったよ。おかしなシーンはB級の探偵映画を思い出したね」

マネスキンはサマーソニック2022に出演して、東京で単独公演を行うことも決定している。

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