Sandy Kim

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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスはニュー・アルバム『アンリミテッド・ラヴ』での歌詞の書き方について語っている。

先日、アンソニー・キーディスは『NME』のインタヴューで新作の歌詞について「ロック・ミュージックで50年前にも聴いたのと同じ昔の物語を語りたくはなかったんだ」と語っている。

「10000くらいの方向性をやってみて、どうなるか見てみたかったんだ。自分で限界をもうけず、正直でエモーショナルなものに触れようとしてみたんだ。これまでには言われてないこと、少なくともこれまでにはなかった言い方で伝えられていたらと思う」

今回、アップル・ミュージックのゼイン・ロウのインタヴューを受けたアンソニー・キーディスは新作での歌詞について次のように語っている。「歌詞の書き方においてはいろんなやり方が好きなんだけど、アブストラクトなものが最も気に入っているものの一つだね。というのも、既に多くのことが曲では歌われているから、ありきたりだったりしない、何度も言われてきたことじゃない新しい歌詞を見つけるのが好きなんだ」

「いつもそうなんだけど、スケジュールが遅れている中で、それをやるのはチャレンジだったよ。バンドが20曲を書いたら『大急ぎで歌詞を書くよ』と言うんだけど、20曲の歌詞を書くと、また20曲できているんだよ。見直したり編集したりする余裕がないという特殊な状況だった。どんなものでも活用しなきゃならなくて、それは随分と待たせてしまっていたからなんだ。普段は『これにしようかな。それともやめようかな』という感じなんだけど、今回は『思いついたら曲にして。すぐ次』という感じだったんだ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは4月1日に通算12作目となるアルバム『アンリミテッド・ラヴ』をリリースすることが決定している。同作は2016年発表の『ザ・ゲッタウェイ』以来のアルバムとなっている。

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