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ダリル・ホール&ジョン・オーツのダリル・ホールはデイヴィッド・リー・ロスの脱退後にヴァン・ヘイレンのフロントマンを務めないかという依頼を受けたという長年の噂を事実だと認めている。

ダリル・ホールはトッド・ラングレンとのソロ・ツアーやコンピレーション作『ビフォーアフター』のプロモーションでニューヨークのラジオ局「Q104.3」のインタヴューを受けている。DJのジム・カーはインタヴューにあたって下調べをしたところ、オンラインでこの噂を見つけたとして、事実かどうかを尋ねている。

ダリル・ホールは笑いながら、ヴァン・ヘイレンとの関係について次のように語っている。「連中のことはよく知っていたんだ。実際、何人かのクルーなんかは一緒だったからね。それでデイヴィッド・リー・ロスがバンドを抜けて、エディ・ヴァン・ヘイレンが訊いてきたんだよ。『ヴァン・ヘイレンに入らないか?』ってね」

「彼は半分冗談だったんだけど、自分は真剣に考えてしまったんだ。彼が本気で言っているんだと思ってね。それで真面目に考えて、『いや、ないと思う。自分のことがあるからね』と言ったんだ」

ヴァン・ヘイレンのオリジナル・ヴォーカリストであるデイヴィッド・リー・ロスは通算6作目の『1984』の後にソロ・キャリアに乗り出すために険悪な形でバンドを脱退したことで知られている。2007年までデイヴィッド・リー・ロスはヴァン・ヘイレンに復帰することはなく、2012年には最後のアルバム『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』をリリースしている。エディ・ヴァン・ヘイレンは2020年に亡くなっている。

次のヴォーカリストは最終的にサミー・ヘイガーが引き継いでおり、1996年まで11年間にわたってバンドのフロントマンを務めていた。サミー・ヘイガーはヴァン・ヘイレンのベーシストであるマイケル・アンソニーとスーパーグループ、チキンフットを2008年に結成している。

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