ケイティ・ペリーはラスベガスの連続公演で著作権を巡る裁判で勝訴したことに言及している。
ケイティ・ペリーはリゾート・ワールドのザ・シアターで行っているラスベガスでの連続公演が終盤を迎えており、“Dark Horse”の歌詞を変えて、法廷での勝利に触れている。
ケイティ・ペリーは「So just be sure before you give it up to me, up to me, give it up to me」と歌う代わりに「So just be sure before you take me to court, ’cause I’m a scorpio, bitch!(私を裁判に連れていく前に確認しといて。だって私は蠍座だから)」と歌っている。
displaying iconic behavior as always
pic.twitter.com/27M62BfISe— Ivy ? (@WDrxms) March 12, 2022
現地時間3月10日にケイティ・ペリーは“Dark Horse”を盗作だと訴えていたラッパーに著作権侵害を巡る裁判で勝訴している。
訴訟は2014年に始まっており、マーカス・グレイはフレイム名義の自身の楽曲“Joyful Noise”を盗作したとして訴えを起こしていた。2019年に陪審員はマーカス・グレイを支持しており、ケイティ・ペリー陣営は損害賠償として278万ドル(約3億2500万円)の支払いを命じられている。
当時、ケイティ・ペリーの弁護士は「司法の茶番」だとして「侵害はない」と主張していた。
2020年に判事は“Stairway to Heaven”の裁判の判決を下に判決を覆しており、ケイティ・ペリーの繰り返すメロディーはあまりにシンプルで著作権で保護されるものではないと述べている。
3月10日に裁判所は改めて元々の判決を採用することを否決している。「“Joyful Noise”のオスティナートと“Dark Horse”のオスティナートの重なる部分は、これまでも使われてきた音楽的構成要素で成り立っています」と控訴裁判所は3対0の評決を下している。
裁判所は次のように続けている。「こうした要素に著作権を認めることになれば、不適切な独占を許すことになります」
ケイティ・ペリーは昨年12月にラスベガスの連続公演をスタートさせており、3月19日まで行われる予定となっている。
ケイティ・ペリーはステージのプロダクションについて次のように語っている。「これまでも私のライヴの多くは等身大の私よりも比喩的な意味で大きなものでしたが、今回のライヴでは人形を演じるのですが、文字通り私の3倍の大きさなのです」
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