女優のコートニー・コックスはブルース・スプリングスティーンの“Dancing In The Dark”のミュージック・ビデオに出演するために受けたオーディションを振り返っている。
ドラマ『フレンズ』への出演で知られるコートニー・コックスは1984年に公開されたミュージック・ビデオに出演して、ステージに上がってダンスするよう誘われる役どころとなっている。
シリウスXMのハワード・スターンの番組に出演したコートニー・コックスは出演への緊張やオーディションについて振り返っている。
「ブルース・スプリングスティーンは素晴らしい。彼は本当に途轍もない存在だし、あの曲のことは大好きよ」とコートニー・コックスは語っている。「ミュージック・ビデオを観ると、ちょっと恥ずかしくなる。だって、観ると……私のダンスを観たことある? 情けないわ。ダンスが下手というわけじゃないんだけど、あれはひどかった。すごく緊張していたの」
オーディションについてコートニー・コックスは次のように続けている。「場違いのところに来たと思った。『どうなるか分からないけど、足も曲げられない』という感じだった。ブライアン・デ・パルマの事務所に行ったら、音楽をかけられて『踊って』と言われて、私は『今ここで? あなたの前で? 二人きりなのに?』と思ったわ」
「でも『分かりました』と言ったから受かったんだと思う。それが求められていたものだったよね。信じられないファンという役よね」
先日、ブルース・スプリングスティーンは5億9000万ドル(約670億円)の収入で2021年に全米で最も収入を上げたミュージシャンとなっており、その収入の大半は原盤権と音楽出版権の売却によるものとなっている。
ブルース・スプリングスティーンのソニー・ミュージックとの契約は5億5000万ドルに及ぶもので、史上最高金額での売却となっている。これによってソニー・ミュージックはブルース・スプリングスティーンの20枚のオリジナル・アルバム、300曲の楽曲、7枚のEP、23枚のライヴ音源の権利を所有することになる。
昨年11月に最初に報じられた時はブルース・スプリングスティーンは自身の作品の原盤権と音楽出版権を3億5000万ドルで売却しようとしていると言われていた。
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