レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドはドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』の最終第6シーズンにオリジナル曲を提供したことが監督のアンソニー・バーンによって明かされている。
ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』の最終第6シーズンは2月27日より配信される予定となっており、視聴者からは使われる音楽に注目が集まっている
ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズによる“Red Right Hand”がテーマ曲として使われており、これまでアークティック・モンキーズ、デヴィッド・ボウイ、PJハーヴェイ、イギー・ポップ、ロイアル・ブラッド、ローラ・まーリング、アイドルズ、サヴェージズ、フォールズの楽曲が使われており、昨シーズンはアンナ・カルヴィがオリジナルのスコアを手掛けていた。
これまでも重要なシーンでレディオヘッドの音楽が使われてきたが、トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドが次のシーズンに新曲を書いたことが今回明らかになっている。
「トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドがオリジナル曲を提供してくれています」とアンソニー・バーンは『NME』に語っている。「天にも昇る心地でした。音楽は常に重要な役割を果たしてきました。ドラマチックなスコアを盛り込みたいと熱望していました。今回のシーズンではさらにそうしたものを使っています。これまで以上に重い内容なので、スコアもまったく違う方向性を持っています」
「常にトミーと彼の精神状態についてであり、それこそが立ち返ってきたものです」
新シーズンではパティ・スミス、ジョイ・ディヴィジョン、シネイド・オコナーの音楽が使われていることもアンソニー・バーンは明かしている。
「シネイド・オコナーは自分にとって大きな存在で、彼女はすごい才能です」とアンソニー・バーンは『NME』に語っている。「彼女は最近は話題にされていませんが、彼女の作品は素晴らしいですよね。彼女はすごく『ピーキー・ブラインダーズ』に合っているのに、抜け落ちてしまっていたんです。スティーヴン・ナイトが観て涙しているのを見て、これでよかったんだと思いました」
「パティ・スミスも使われています。『ピーキー・ブラインダーズ』では使われてきませんでしたが、使われるべき人でした。彼女にとっても自然なことだと思われます。使えるのは大きなことでした」
レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのドラマーであるトム・スキナーによるザ・スマイルは先月“You Will Never Work In Television Again”をリリースしており、2曲目となる“The Smoke”も公開されている。
ザ・スマイルはロンドンから配信ライヴを行っており、UK&ヨーロッパ・ツアーを行うことも発表している。
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