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ジャック・アントノフはテイラー・スウィフトの『レッド(テイラーズ・バージョン)』に収録された“All Too Well”の10分バージョンについて語っている。

ジャック・アントノフは同曲のプロデュースを手掛けており、『レリックス』の新たなインタヴューで全米シングル・チャート1位を獲得した最も長尺の曲の記録を塗り替えた“All Too Well”の成功について語っている。

「こうした愛おしい時間は大切にしなきゃいけないんだ。自分が最初にやらなければならなかったことは、誰もそんなに長い時間興味が続かないと言ってくる業界の人間に話をすることだった」

「このことからの教訓は10分の曲を作ろうということじゃない。業界が言っていることに耳を傾けないということだね。何度もこういうことが起こってきた。20年前にトラップが最大のジャンルになるなんて言っていたのを想像できたかい? バカげているよ」

ジャック・アントノフは業界の常識に反する最近のトレンドについてセルフ・エスティームことレベッカ・ルーシー・テイラーを引き合いに出して語っている。「今、UKで起きてきている現象で大好きなものがあるんだけどさ。ルー・リード風のスポークンワードに非常にメロディックなコーラスが乗っかってくるというものなんだ」

「特にセルフ・エスティームというアーティストがいるんだけど、大好きなんだ。何年か前だったら予想できないようなものになっていてね。アートに関する業界の予想というのはバカげた考えでね。あらゆるものから楽しみを奪ってしまうんだ」

テイラー・スウィフトとジャック・アントノフは2021年発表の『エヴァーモア』で2022年のグラミー賞の最優秀アルバム賞にノミネートされている。テイラー・スウィフトは2021年のグラミー賞でも『フォークロア』で最優秀アルバム賞を受賞している。ジャック・アントノフは最優秀プロデューサー賞にもノミネートされている。

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