約40年前に発見された遺体の身元がR&Bグループ、オージェイズの元メンバーであるフランク・“フランキー”・リトル・ジュニアだったことが判明している。
フランク・“フランキー”・リトル・ジュニアはギタリストとしてオージェイズに加入しており、1964年発表の“Do the Jerk”、1966年発表の“Pretty Words”、1967年発表の“Oh, How You Hurt Me”などに参加している。
オハイオ州のツインズバーグ警察署は今は廃業となっている会社の裏のゴミ袋から1982年2月18日に発見された遺体がフランク・“フランキー”・リトル・ジュニアだったことを発表している。
警察は「身元不明の遺体のDNAによる家系調査のプロジェクト」で判明したと述べており、10月に「生きている可能性のある親族としてフランク・“フランキー”・リトル・ジュニア」の名前が挙げられていたという。
「近い親族がDNAを提供してくれたことで、オハイオ州の犯罪捜査研究所で分析されました」と警察は述べている。「彼の身元はサミット郡医療検視局のリサ・コーラー博士によって明らかにされました」
フランク・“フランキー”・リトル・ジュニアの死は殺人と断定されたが、「その失踪と死についてはあまり多くが分かっていない」とされている。法人類学者は1982年に発見されるまで2年から4年放置されていたと分析している。
「遺族に真相を届けられたのはよかったと思いますし、何らかの意味で結末となればと思います」とツインズバーグ警察署のエリック・ヘンダーショットは述べている。「彼には彼の人生があり、最終的にここツインズバーグで命を奪われることになりました」
オージェイズはCNNに次のように述べている。「フランキーは非常に初期のオージェイズのギタリストでソングライターでした。クリーヴランドからロサンゼルスに移る時も彼は付いてきましたが、クリーヴランドに恋愛中の女性がいて、彼はまもなくしてクリーヴランドにもどってしまいました。これが1960年代中盤のことで、それ以降、彼と話をすることはありませんでした」
「悲劇的な結末に聞こえますが、家族や友人が悲しい物語に結末をつけられることを願っています」
フランク・“フランキー”・リトル・ジュニアの従兄弟であるマーガレット・オサリヴァンは失踪している従兄弟がいることを警察に届け出ており、彼にはジョージア州で暮らす兄弟がいることも伝えていた。その兄弟から取ったDNAでフランク・“フランキー”・リトル・ジュニアの身元が判明している。
「素晴らしいことです」とマーガレット・オサリヴァンは述べている。「真相が分かって嬉しいです。彼が亡くなったことがようやく分かったのです」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.