ビリー・アイリッシュは兄のフィニアスと共にサード・アルバムの曲を書き始めていることが明らかになっている。
兄のフィニアスは自身のデビュー・アルバム『オプティミスト』に関する米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュのサード・アルバムの「曲を書き始めたのが楽しい」と語っている。どこまで進んでいるのかを訊かれたフィニアスは「面白い骨格」はあるけれど、「どんな動物になるかはまだ分からない」と述べている。
「海に網を入れて、残骸を拾い集めるんだ。そして、それを全部ふるいにかけて、宝となるものを見つけ出すんだ。そうやってアルバムはできるんだよ。でも、楽しみにしているよ。言うべきことはたくさんあるからね」
来年、サード・アルバムがリリースされるという噂を否定して、フィニアスは来年2月から始まる『ハピアー・ザン・エヴァー』のツアーに間に合う形で新作が完成したとしても、ツアーが終わるまで新作はリリースされないだろうと語っている。
「今回のツアーはあのアルバムだからね」と彼は米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「いくつかフェスティバルには出演したけど、単独公演はやってないからね。『ハピアー・ザン・エヴァー』でツアーするのを楽しみにしているんだ。2月までに完成したとしても延期することになるよ。プロジェクトを息づかせたいからね」
「アルバムの邪魔はしたくないからね。そんなことをしたら、その重要性が薄れてしまうから」
ビリー・アイリッシュは『ハピアー・ザン・エヴァー』で2020年のグラミー賞の最優秀アルバム賞にノミネートされている。
また、ビリー・アイリッシュはPETAのパーソン・オブ・ザ・イヤーに選出されている。ヴィーガンで、長きにわたって動物の権利について声を上げてきたビリー・アイリッシュはブライアン・メイやモリッシー、ホアキン・フェニックスに続いている。ビリー・アイリッシュのパーソン・オブ・ザ・イヤーは19歳で、最年少記録となっている。
ビリー・アイリッシュは現地時間12月11日に『サタデー・ナイト・ライヴ』に出演して、司会と音楽ゲストの両方を務めることが決定している。
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