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テイラー・スウィフトは全米シングル・チャートのドン・マクリーンの記録を破ったことを受けて、ドン・マクリーンに花を贈っている。

テイラー・スウィフトは先月リリースされた『レッド(テイラーズ・バージョン)』に収録の“All Too Well”の10分バージョンで全米シングル・チャートの1位を獲得した最も長尺の曲の新記録を作っている。

これまでの最も長尺の全米1位曲の記録はドン・マクリーンによる8分の楽曲“American Pie (Parts I & II)”だった。同曲は1972年に4週1位を獲得している。

これを受けてドン・マクリーンは米『ビルボード』誌に次のように語っている。「素晴らしい曲には持続力と言われるものがあります。“American Pie”は50年間トップに居続けて、今回テイラー・スウィフトがその歴史的なアーティスト性からその座を奪いました」

「事実を正直に言えば、トップの座を奪われたい人なんていません。でも、その座を奪われるのであれば、テイラーのような素晴らしいシンガーソングライターであったことが嬉しいです」

現地時間12月1日にドン・マクリーンはテイラー・スウィフトから贈られた手紙と花の写真をツイートして次のように述べている。「なんて上品なアーティストなんだ。テイラー・スウィフトと花と手紙をありがとう」

テイラー・スウィフトの手紙には次のように書かれている。「ドン、先人の積み重ねのおかげだということを忘れないでしょう。あなたの音楽は私にとって重要なものでした。長い曲を書くソングライターから、もう一人のあなたへ愛を送ります」

ドン・マクリーンは“American Pie”の50周年を記念して、来年UKツアーを行うことが決定している。

一方、テイラー・スウィフトは2022年のグラミー賞で昨年リリースされたアルバム『エヴァーモア』が最優秀アルバム賞にノミネートされている。

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