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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはエディ・ヴァン・ヘイレンが与えた影響について振り返っている。

スラッシュはマイルス・ケネディ&ザ・コンスピレターズとの新作『4』が2022年2月11日にギブソン・レコーズからリリースされることが決定している。

アップル・ミュージックのデイヴ・コブの番組に出演したスラッシュは自分が影響を受けたギタリストを語る中でエディ・ヴァン・ヘイレンについて語っている。

「全般的に自分は80年代の速弾きの流れではないんだけどさ。でも、他の人たちと同様、1978年にヴァン・ヘイレンのデビュー・アルバムを聴いた時はやられたね。あれはヘヴィで素晴らしいアルバムだった。まさにあのアルバムこそ70年代が変わった瞬間だったんだよ。ギター・プレイヤーとしてはまだまだ子どもで、当時はギターを手に取ったばかりで、始めてもいなかった」

彼は次のように続けている。「その次の年くらいに自分はギターを始めたんだけど、ギターを弾き始めた時は誰しもがエディ・ヴァン・ヘイレンを真似しようとしていたんだ。フィンガー・タッピングやハーモニクス、トレモロ・バーといったエディ・ヴァン・ヘイレンが使っていた素晴らしいテクニックにみんなが注目していた。でも、彼のやり方というのは人格が反映されたもので、そのメロディックな感性の一部となっていて、音楽的な流動性があるから、誰もそのギター演奏のスタイルには近づけなかったんだ」

「だから、エディ・ヴァン・ヘイレンのことはずっと好きだった。そして、その特定のテクニックと共に彼には素晴らしいロックンロールの歌詞があった。ブルージーで、ロックな歌詞だった。やっぱりエディ・ヴァン・ヘイレンのことは大好きだよ」

マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレターズとの新作『4』からは“The River Is Rising”が公開されている。

“The River Is Rising”のミュージック・ビデオはこちらから。

スラッシュは新作のオープニング・トラックとなる“The River Is Rising”について次のように語っている。「このアルバムにはパンデミックの最中に書かれた曲が2、3曲ありますが、他の曲はすべて以前に書かれたものです。“The River Is Rising”はプリプロダクションを始める前に書いた最後の曲の一つで、とても新鮮なグルーヴ感とエネルギーを持っていたので本格的に取り組んだ曲です」

「この曲はアルバムの中でも(出来上がったばかりの)曲で、ダブルタイムのパートは私が考えてアレンジの最後に付け加えたものです。RCAスタジオに行ったとき、デイブ・コブがブレイクダウンの直後にやってはどうかと提案してくれてました。それを受けて、私は速いパートに入ってすぐにギターソロを弾き始めました。これは、皆で模索しながらジャムっているうちに自然な流れでたどり着いたアレンジです」

スラッシュとバンドは『4』のレコーディングのためにテネシー州ナッシュヴィルを訪れ、プロデューサーのデイブ・コブ(クリス・ステイプルトン、ジョン・プリン、ジェイソン・イズベル、ブランディ・カーライル)の下、歴史的なRCAスタジオAでレコーディングされている。

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