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アデルは最新作『30』で自身の子どもであるアンジェロとの会話を使っていることについて嫌がる時期が来るだろうと語っている。

現在9歳のアンジェロは『30』に収録された“My little love”で2018年に録音されたというアデルとの会話が使われている。

『Q』誌のインタヴューでアデルはアンジェロとの会話を使った理由について語っている。「あの曲はアンジェロのために書いた。私が常にうまくいっていたわけではないということに光を当てるために書いたんだけど、ものすごくパーソナルな曲だから、10代になったら嫌がる時期も来るでしょうね。でも、アルバムのためにじゃなく、自分の人生にとって解かなければならないパズルの重要な一部だった。だから入れざるを得なかったのよ」

アデルは医師からの提案でアンジェロとの会話を録音していたとのことで、片親としての人生の歩み方が分からなかったという事実は息子に対して「隠さず正直でありたい」と続けている。

「6歳の時に『自分がやっていることも分からないなんてどういうこと?』と言われたのを想像してみてよ。完全にパニックよね。全世界が崩壊するわ。でも、私は隠すことなんてできなかった。隠そうとするほど、彼ははっきりと感じ取ってしまうから」

先日、アデルは新作『30』に収録されている“I Drink Wine”が元々は6分よりも長かったことを明かしている。

米『ローリング・ストーン』誌でアデルは“I Drink Wine”についてもっと長かったものの、レーベルからラジオでかけられないから短くされたことを明かしている。「『いい、みんな、あなたのことは大好きよ。でも、誰も15分の曲をラジオでかけない』って言われたの」

アデルは2019年にサイモン・コネッキーと離婚した余波を新作で掘り下げており、『30』についてこれまでで最もパーソナルで「繊細」なアルバムだと語っている。

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