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ネットで話題になっている天才少女ミュージシャンのナンディ・ブッシェルは“Gimme Shelter”の様々な楽器を演奏してザ・ローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツに追悼の意を表している。

11歳のナンディ・ブッシェルはフー・ファイターズやアークティック・モンキーズのマット・ヘルダースと共演してきており、ニルヴァーナリンキン・パークスリップノット、ミューズなどをYouTubeでカヴァーしている。

今回、6分強の動画でナンディ・ブッシェルはドラム、エレキ・ギター、キーボード、パーカッション、サックスを弾いており、ヴォーカルも担当している。

「このカヴァーはチャーリー・ワッツのためのものです」とナンディ・ブッシェルは動画の概要欄で述べている。「チャーリーのために特別なことがしたかったのです。これまでで最も野心的なカヴァーです。“Gimme Shelter”はものすごい曲ですが、いつかザ・ローリング・ストーンズとジャムをできたらと思っています。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッド、ザ・ローリング・ストーンズのことが大好きです」

カヴァー映像はこちらから。

チャーリー・ワッツは今年8月に享年80歳で亡くなっており、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられている。

デイヴ・グロールは天才ミュージシャン少女のナンディ・ブッシェルに賛辞を寄せており、彼女がドラムを演奏するのを見ることが「ロックンロールの真の存在意義」だと語っている。

「彼女がドラムを演奏するのを目にして、音楽への情熱や信念が分かるんだよ。もしあそこから刺激を受けないのだとしたら、どうすればいいのか分からないね」

デイヴ・グロールとナンディ・ブッシェルはお互いにドラムの挑戦動画をアップしているほか、2020年11月には遠隔でドラム・バトルを行っている。デイヴ・グロールは今年8月にロサンゼルスで行ったフー・ファイターズのステージにナンディ・ブッシェルを招いており、彼女は“Everlong”でそのドラムを披露している。

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