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ザ・ローリング・ストーンズは現地時間9月26日に行われたセントルイス公演から「ノー・フィルター」ツアーをスタートさせている。

これはチャーリー・ワッツなしで行う2度目のライヴとなっていて、今回の公演でもチャーリー・ワッツへの追悼の意が表されている。

オープニングは人のいないステージでドラムビートが流れる形で始まり、大型スクリーンにはチャーリー・ワッツの映像が映し出される形となっている。

「今回は彼なしでやる初めてのツアーなんだ」とミック・ジャガーは公演の中で語っている。「ステージでもステージ以外でもチャーリーのことが惜しまれるよ」と言って、バンドは“Tumbling Dice”をチャーリー・ワッツに捧げている。

この日、ザ・ローリング・ストーンズは“Paint It Black”、“Sympathy For The Devil”、“Jumpin’ Jack Flash”、“Gimme Shelter”といった楽曲を披露している。

セットリストは以下の通り。

‘Street Fighting Man’
‘It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)’
‘Tumbling Dice’
‘Under My Thumb’
’19th Nervous Breakdown’
‘Wild Horses’
‘You Can’t Always Get What You Want’
‘Living In A Ghost Town’
‘Start Me Up’
‘Honky Tonk Women’
‘Happy’
‘Slipping Away’
‘Miss You’
‘Midnight Rambler’
‘Paint It Black’
‘Sympathy For The Devil’
‘Jumpin’ Jack Flash’
‘Gimme Shelter’
‘(I Can’t Get No) Satisfaction’

チャーリー・ワッツは8月24日に享年80歳で亡くなっており、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられている。

「チャーリーについて言えるのは常にそこにいて、美しく演奏して、何をすべきか喜んで語ってくれるということでね。どうすればよりよくできるかっていうね」とミック・ジャガーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「長きにわたってバンドをまとめてくれたんだ、音楽的にね」

彼は次のように続けている。「最後の数年はバンドに起きているあらゆることについて、いい会話をしてきた。僕ら全員にとって大きな損失だね。本当にものすごく厳しいよ」

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