ザ・ローリング・ストーンズは2021年初めてとなるライヴを行い、ドラマーのチャーリー・ワッツに捧げている。
ライヴの中でミック・ジャガーは次のように語っている。「今日は2021年のツアーの初日でね。まあ、そういうことで、試しているところなんだ。自分たちとしてはデビューの夜なんだよ」
彼は次のように続けている。「あと言っておかなきゃならないのは自分たちにとっては悲痛な夜でもある。素敵なチャーリー・ワッツなしにライヴをやるのは59年ぶりだからね」チャーリー・ワッツは享年80歳で亡くなっている。
「全員、すごくチャーリーのことを惜しんでいるんだ。バンドとして彼のことを惜しんでいる。友人としてステージ外でも彼のことが惜しいんだ」
— Mick Jagger (@MickJagger) September 21, 2021
「チャーリーとはいろんな思い出があるけど、これまでに僕らのライヴを観た人もチャーリーの思い出があると思う。僕らと同じように彼のことを偲んでもらえればと思う。この公演をチャーリーに捧げるよ」とミック・ジャガーはツイッターでも投稿された動画で語っている。「チャーリーのために飲もう」
「チャーリー、君のために祈り(pray)、君のために演奏(play)するよ」とロニー・ウッドは続けている。
フォックスボロ―のジレット・スタジアムで行われたプライベート・コンサートとなったこの公演は9月26日のセントルイス公演から始まる13公演のアメリカ・ツアーに先立つものとなっている。
8月初め、ザ・ローリング・ストーンズは今回の「ノー・フィルター」ツアーに非公開の病気を理由にチャーリー・ワッツが参加しないことを発表していた。代役はスティーヴ・ジョーダンが務めることが決定している。
チャーリー・ワッツは8月24日に亡くなっており、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられている。
ラーズ・ウルリッヒはチャーリー・ワッツについて「ザ・ローリング・ストーンズのサウンドのかなりの部分にして過小評価されている部分」を担っていたと賛辞を寄せている。
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