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テイラー・スウィフトはアニタ・ベイカーが自身の音源の権利を取り戻して、ファンがストリーミングできるようになったことを受けて、アニタ・ベイカーを祝福している。

アニタ・ベイカーは今年3月に音源の管理を巡って争っていたことをファンに知らせている。彼女は当時次のようにツイートしている。「奇跡的にも……アーティストとしての契約期間を乗り切った。もう私の名前も肖像も彼らは持っていない」

「法によって30年を経て、音源が帰ってくることになる。残念ながら彼らとは闘うことになったけど、そうする準備はできていた。それらを宣伝したり購入したりしないで」

このニュースを公開した後にアニタ・ベイカーはテイラー・スウィフトを支持することを表明している。テイラー・スウィフトはマスター音源が売却されたことを受けて、初期6枚のアルバムを再レコーディングしている。

テイラー・スウィフトはこれに感謝して「自身の作品を取り戻す闘いを応援しているわ。あなたの応援には感謝している。ありがとう」と述べていた。

チャンス・ザ・ラッパーもアニタ・ベイカーを支持しており、「彼女が音源を取り戻すまでアニタ・ベイカーを聴かないでくれ」とツイートしている。

今回、争いは終わったようで、アニタ・ベイカーは音源の権利を取り戻したことを明かしている。

アニタ・ベイカーはデビュー・アルバム『ザ・ソングストレス』を含む5枚のアルバムの写真をツイートして、次のように述べている。「私の子ども全員が家に帰ってきた……カタログがね。不可能なことがあったの。1日1日に感謝している」

アニタ・ベイカーは彼女の音源をストリーミング・サービスで再生しても問題ないことも明かしている。

テイラー・スウィフトは今回もアニタ・ベイカーを支持することを表明して、「なんて素晴らしい瞬間なの。おめでとう、アニタ」とツイートしている。

アニタ・ベイカーもテイラー・スウィフトに感謝しており、「その輝きと応援に感謝します。それは私たち全員にとって何でもできるという刺激になりました」と述べている。

テイラー・スウィフトは過去の音源の権利をシャムロック・ホールディングスが保有し、スクーター・ブラウンが音源から利益を上げ続けていることを受けて、初期6作の再レコーディングと再リリースを行っている。

テイラー・スウィフトは『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』を既にリリースしており、11月には『レッド(テイラーズ・バージョン)』をリリースする予定となっている。

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