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フェイセズは今夏再結成して以降、14曲を一緒にレコーディングしたとドラマーのケニー・ジョーンズが明かしている。

ロッド・スチュワート、ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッド、ケニー・ジョーンズによるフェイセズは今年7月に解散から40年以上を経て、新曲のレコーディングを行っていることを発表していた。

新たなインタヴューでケニー・ジョーンズは新曲についての最新情報を明かしている。

「14曲ぐらいをやったんだ。リリースする価値があるのにリリースしていなかったものと新しい音源のミックスで、新しいものも素晴らしいんだ。ロッドは歌詞を書いているんだけど、熱心にやってくれているよ」

ケニー・ジョーンズはアリーナ・ツアーを行う可能性も示唆している。「大規模なツアーまでやるかどうかは見ている状態なんだけど、ロンドンのO2アリーナやマディソン・スクウェア・ガーデンといったアメリカの大きな会場でやることは決めたんだ」

「ステージでは難しいことは何もないからね。フェイセズのライヴを復活させるんだ」

1969年にスモール・フェイセズのメンバーから結成されたフェイセズはロッド・スチュワートが脱退したことで1975年に正式に解散している。フェイセズは4枚のアルバムをレコーディングしており、最後にリリースされたのは1973年発表の『ウー・ラ・ラ』となっている。

フェイセズが最後に行った再結成パフォーマンスは2020年のブリット・アウォーズ授賞式で、ロッド・スチュワートとロニー・ウッドとケリー・ジョーンズは授賞式を締めくくる形で“Stay With Me”を披露している。

フェイセズの結成メンバーであるキーボーディストのイアン・マクレガンは2014年に心臓発作で亡くなっている。ロニー・レーンは1997年に亡くなっている。

一方、ロニー・ウッドは80歳で亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツに追悼の意を表している。

バンドからの公式の声明でチャーリー・ワッツは「ロンドンの病院で家族に囲まれながら穏やかに亡くなりました」と発表されている。

ロニー・ウッドは自身とチャーリー・ワッツが写った写真を投稿して、追悼のメッセージを寄せている。「僕と同じ双子座のあなたを愛しています。心から惜しむことになるでしょう。あなたは最高でした」とロニー・ウッドは述べて、3つの絵文字を添えている。

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