フィービー・ブリジャーズはメタリカの“Nothing Else Matters”をバロック調でカヴァーした音源が公開されている。
これはカヴァー・アルバム『メタリカ・ブラックリスト』より公開された最新のトラックとなっている。9月10日にリリースされる『メタリカ・ブラックリスト』は『ブラック・アルバム』の30周年を記念して、53組のアーティストが「独自の解釈」でカヴァーしたものとなっている。
『メタリカ・ブラックリスト』にはセイント・ヴィンセント、ビッフィ・クライロ、ウィーザー、アイドルズ、マック・デマルコ、ウィーザー、リナ・サワヤマ、スリップノットのコリィ・テイラーらが参加している。
「参加するのは純粋に楽しかったわ」とフィービー・ブリジャーズは“Nothing Else Matters”のカヴァーについて語っている。「私のバージョンはほぼバロックのようなサウンドよね。ジェイムズ・ヘットフィールドはオクターヴを飛び越えるように歌っているから、私にはできなくて、ビリー・アイリッシュのようなアプローチを取ったわ。マイクのそばで、対照的な形で歌った。のめり込むのは楽しかったわ」
「私は常にメタリカの大ファンだったの」とフィービー・ブリジャーズは続けている。「面白いことよね。ずっとメタリカを好きだった多くの人からしてみれば、私が入ったのは多分遅いんだろうけど、10代の時にアウトサイド・ランズに行ったの。ビデオ・ゲームでメタリカの曲は知っていたけど、アウトサイド・ランズで彼らを観て、『これぞロック・バンドなんだ』と思ったわ」
「それがメタルの入口となった。彼らの音楽にはフックがあって、自分の中に留まって、頭から離れなかった。そこがメタリカの好きなところね。彼らは大きなフックから逃げないのよ」
『メタリカ』の30周年記念盤も9月10日にリリースされることが決定している。これは複数の形態でリリースされることが決定しており、180gアナログ盤2枚組、CD、3CDのエクスパンデッド・エディション、デジタル・ダウンロード、ストリーミング、限定のデラックス・ボックスセットがリリースされる。
一方、フィービー・ブリジャーズはザ・キラーズの新作『プレッシャー・マシーン』とテイラー・スウィフトの『レッド』の再レコーディング盤に参加することが決定している。
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