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ザ・ビーチ・ボーイズは“Surf’s Up”のアカペラ・バージョンを含む2曲の未発表音源が公開されている。

2曲の未発表音源はボックスセット『フィール・フロウズ:ザ・サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ 1969-1971』に収録される。

6月に『サーフズ・アップ』のために録音され、50年間未発表だった曲“Big Sur”が公開されていたが、今回“Surf’s Up”のアカペラ・バージョンと『サンフラワー』に収録の“This Whole World”の新たなミックスが公開されている。

それぞれの音源はこちらから。

5CDボックス・セットは未発表音源108曲を含む全135曲を収録したもので、オリジナル・アルバムの最新リマスター音源、ライヴ音源、デモ音源、ラジオ・プロモ・スポット、オルタネイト・ヴァージョン、オルタネイト・ミックス、バッキング・トラック、ア・カペラ・ヴァージョンが収録される。

パッケージは48ページのブック型で、貴重な写真、手書き歌詞やテープ・ボックスの画像、メンバーの当時のインタビュー発言を交えた英文ライナーなどが掲載される。

今年2月、ザ・ビーチ・ボーイズは自身の知的財産を売却したことが明らかになっている。ボブ・ディラン、ニール・ヤング、スティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガムらもバック・カタログの権利を売却している。

ザ・ビーチ・ボーイズはブランド全体の権利をアーヴィン・エイゾフによるアイコニック・アーティスト・グループに売却している。アーヴィン・エイゾフが支払った金額は現時点で明らかになっていないものの、ザ・ビーチ・ボーイズのマスター音源の権利、ザ・ビーチ・ボーイズの名前の権利、肖像権、出版権、貴重な品々を獲得している。

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