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チャーチズはスコット・キアナンが監督を務めた“Good Girls”のミュージック・ビデオが公開されている。

“Good Girls”は先日、BBCラジオ1のアニー・マックの番組で初公開されている。監督のスコット・キアナンは次のように語っている。

「“He Said She Said”のビデオでは、他人に操られながら自分のイメージを作ることへの疑問を、“How Not to Drown”では、大きな権力構造に押し込められも、再びそれに屈することを拒否することで、どん底からの脱出することを模索したんだ。でも“Good Girls”では、まわりがどう思おうと、自分が何者であるかを知っているという、ある種の自信を描いてる。それは、明確なビジョンを持つこと、あらゆる角度から見ることができる複眼のようなものだ」

「三部作において今回のビデオは、画像を形成するRGBで言えばブルーなんだ。同様に、すべてのビデオに登場する回転ドアのメタファーは、多くのオープンポジションを生み出してる。つまり、最初の暗室から続く可能性のある展開が、一周して再び戻ってくるんだ。“How Not to Drown”がそうだったように“Good Girls”は前のビデオのラストシーンから続いていて、新たな結論へと導いていく」

“Good Girls”のミュージック・ビデオはこちらから。

“Good Girls”は8月27日にリリースされる通算4作目のアルバム『スクリーン・ヴァイオレンス』から公開された3曲目の楽曲となっている。アルバムからはこれまでにロバート・スミス参加の“How Not To Drown”と“He Said She Said”が公開されていた。

ローレン・メイベリーはこの曲について「女性蔑視の価値観」に向けたものだと説明している。

「『憧れの対象を葬り去るのは面倒』という冒頭の歌詞は、友人たちがある問題のある男性アーティストを愛することに対するいまの社会で持つ意味合いについて議論しているのを聞いて書いたもの。みんなが自分のヒーローを弁解するためにどれだけのことをするのか、それが私自身の世界での経験とあまりにも対照的であることに衝撃を受けた」

「女性は常に自分の存在権を正当化し、自分の居場所を確保しなければならない。良い女の子に悪いことは起こらないと言われているし、自分を小さく、安全に、受け入れられるように世間の理想に合わせていれば大丈夫だと言われているけど、それはクソみたいな嘘よ」

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