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ビョークの息子であるシンドリ・エルドンは母のビョークよりも自分のほうが優れたソングライターだとする過去のインタヴューの発言について釈明している。

シンドリ・エルドンは10年以上前に行ったインタヴューがここ数日オンラインでは話題となっていた。特に自身と母親の才能について比較する発言が関心を集めている。

インタヴューでシンドリ・エルドンは次のように語っている。「僕の主だった主張は長年にわたってひそかに知られてきたこととして、みんなに対して証明されるだろうね。それは僕はアイスランドのミュージシャンの90%よりも優れた作曲家にして作詞家であるということでね。そこには母も含まれるんだ」

この彼のコメントは多くの人々から批判を受けることになったが、シンドリ・エルドンはこのコメントの背景について言及し、過去の自分自身とは距離を置いている。

「分かった。まず第一にこれは15年くらい前に発言したものだと思う」と彼はツイートしている。「当時の僕は最低な奴だったんだ。酒をすごく飲んで、よくない交際をしていた。ずっとイライラしていて、それにどう対処すればいいか分からなかったんだ」

「インタヴューは当時の友人だったボブ・クルーネスという人物とEメールで行われたんだけど、だから、あの答えは皮肉の冗談交じりのものだったんだ。当時の僕はすごく怒っていた。その上、ダラダラと時間を無駄に過ごしていたんだ」

シンドリ・エルドンはさらにインタヴューとこの発言について振り返っている。「文字のインタヴューでは文脈がちゃんと伝わらないことがあるからね」

「怒りと自己嫌悪、自己破壊、それが自分が人生ですごく苦しんできたことだった。両親が好きだと、両親のようになりたいと思うだろ。簡単のように見えるけど、自分はすべき努力をしなかったんだ」

シンドリ・エルドンは次のように締めくくっている。「そういうことだと思う。これ以上言うことはないよ。特定の部分に説明が必要だったら、遠慮なく訊いてほしい。もうあんなことを言う人間じゃないということを発表する機会がほしかったんだ。人々が僕を笑って、判断するのなら、知ってほしいのはあの写真の男はただの大馬鹿者で、今の自分とは関係がないということだよ」

「思い上がった発言の罪がなくならないことは分かっているけど、ささやかながら社会で責任を負っていきたいと思う」

一方、ビョークは自身が出演し、ロバート・エガーズが監督を務めたバイキングの復讐を描いた映画『ザ・ノースマン』が来春公開される予定となっている。

10世紀のアイスランドを舞台として映画にはニコール・キッドマン、アレクサンダー・スカルスガルド、ウィレム・デフォー、イーサン・ホークらが出演している。

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