GETTY

Photo: GETTY

ブルース・スプリングスティーンは現地時間6月26日に『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』は再演を開始しており、公演の中で先日飲酒運転で逮捕されたことについて言及している。

ブルース・スプリングスティーンは昨年11月にニュージャージー州のゲートウェイ国立保養地で逮捕されている。連邦裁判所に提出された書類によれば、ブルース・スプリングスティーンは警官に20分以内に2杯ショットを飲んだと語ったものの、呼気飲酒検査は拒否したという。

ブルース・スプリングスティーンは「アルコールの強い匂いがした」とのことで、警察に止められ、「生気のない目」をしていたと報告されている。警官は「完全に空になった」テキーラのパトロンの瓶も発見している。

『ニューヨーク・タイムズ』によれば、現地時間2月24日にブルース・スプリングスティーンは閉鎖区域でアルコールを消費した件など3件の罪で有罪判決を受けている。彼は540ドル(約58000円)の罰金が課せられている。

セント・ジェイムス・シアターで行われた公演でブルース・スプリングスティーンはこの事件について次のように語っている。「ある朝、目も覚めることなく、バイクに乗って『牢獄までドライヴするか』と言ったんだ」と彼は冗談を飛ばしている。

「それでZoomで裁判を受けなきゃいけなくなったんだ。裁判はアメリカ合衆国vsブルース・スプリングスティーンという感じでね。国全体が自分に向かってくるのを耳にするといつだって気持ちがいいね」

ブルース・スプリングスティーンは彼に向けられた逮捕を皮肉に振り返っている。「それでアメリカ合衆国全体を怒らせた凶悪犯罪に向き合わなくちゃならなくなったんだ。反抗的で法を犯す郊外の友人がテキーラのショット2杯を飲んだからね」

再演初夜の『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』でブルース・スプリングスティーンは初演時と3曲を変更している。ブルース・スプリングスティーンは“Tougher Than The Rest”のところで“Fire”を、“The Ghost Of Tom Joad”のところで“American Skin (41 Shots)”を、“Born To Run”のところで“I’ll See You in My Dreams”を披露している。

先日、『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』はアストラゼネカ社製のワクチンを接種した人も来場できることが明らかになっている。

当初、対象のワクチンは米食品医薬品局での承認を必要としており、アストラゼネカ社製のワクチンはまだアメリカでは承認されていない。そのため、アストラゼネカ社製ワクチンを接種した外国人は劇場に入場できないものと見られていた。

しかし、会場となるセント・ジェイムス・シアターを所有するジュジャムシン・シアターは次のように発表している。「ニューヨーク州のガイドラインが変更されたことを受けて、米食品医薬品局ないしは世界保健機構で承認されたワクチンを完全に摂取した人は入場できます。アストラゼネカ社製のワクチンは世界保健機構で承認されています」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ