Carlos Cruz / Press

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カー・シート・ヘッドレストは昨年リリースした『メイキング・ア・ドア・レス・オープン』の姉妹作となる2枚のEPをリリースしている。

一つのEP『MADLO:リミックス』は収録曲をリミックスしたもので、スーパーオーガニズム、スキューバ、ディンテルらがリミックスを手掛けている。もう1枚のEP『MADLO:インフルエンス』はウィル・トレドが曲を書くのに影響を受けた曲をカヴァーしており、デヴィッド・ボウイの“Golden Years”、ザ・フーの“Substitute”、ナイン・インチ・ネイルズの“March Of The Pigs”、ケイト・ブッシュの“Running Up That Hill”が収録されている。

EPのストリーミングはこちらから。

『メイキング・ア・ドア・レス・オープン』はカー・シート・ヘッドレストのドラマーであるアンドリュー・カッツとフロントマンのウィル・トレドによるエレクトロニックな別プロジェクト、ワン・トレイト・デンジャーとカー・シート・ヘッドレストの「コラボレーション」と説明されている。バンドは2度アルバムをレコーディングしたとのことで、ギターやドラム、ベースといった生音で録った後、シンセサイザーを使ったMIDI環境でもレコーディングしたとされている。

「前のアルバムとは違うものを作りたくて、それをどうやるか見極めようと格闘していたんだ」とウィル・トレドは新作について声明の中で語っている。

「分かったのは僕の音楽の聴き方が変わったために音楽の書き方も変えなければいけないということだった。アルバムを聴かなくなって、より曲単体を聴くようになった。ありとあらゆる曲を聴いて、数日ごとに特別なエナジーを持っているような曲を見つけるんだ」

「特別なエナジーを持った曲だけでできたアルバムを自分が作るとしたら、それぞれがヴィジョンとしてユニークで違うものにして、それだったらいいものになると思ったんだ」

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