GETTY

Photo: GETTY

ビリー・アイリッシュやケイティ・ペリーらは世界的な新型コロナウイルスのワクチンの平等を求める運動「COVAX」にワクチンを寄付するようにG7の国々に求めるユニセフによる公開書簡に署名している。

カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカによるG7は6月11日から13日までイギリスのコーンウォール州にあるセント・アイヴスで開催される。新型コロナウイルスのパンデミックに対する世界的な対応が議題のトップに来ると見られている。

6月8日に発表された公開書簡でユニセフはG7に対して「最も迅速に必要とされている国と地域にワクチンを届ける行動に合意」することを求めている。

公開書簡にはユニセフの大使や支援者が署名しており、ビリー・アイリッシュとケイティ・ペリーに加え、セレーナ・ゴメス、プリヤンカー・チョープラー、デヴィッド・ベッカム、オリヴィア・コールマン、リアム・ペイン、ウーピー・ゴールドバーグらが署名している。

「パンデミックはあらゆる場所で終わらない限り終わりません。つまり、すべての国ができるだけ早く平等にワクチンを渡す必要があるのです」と公開書簡には記されている。

「ユニセフは既に国際的なワクチンの平等を求める活動のCOVAXを代表してワクチンの配分に取り組み始めています。しかし、現時点でCOVAXでは必要な数に1億9000万回分が足りていません。これによって、か弱き人々が保護されないままになってしまいます。今後、ワクチンの寄付を既に決めている国もありますが、必要なのは今なのです」

ユニセフはG7の国々がそれぞれ6月から8月にかけてワクチンの20%を寄付しても「自国の成人がワクチンを接種する計画に重大な遅れは生じない」と述べている。

「8月までの緊急の寄付を求めており、供給が増加する中で寄付を拡大するロードマップに着手してほしいのです。予想では年末までに10億回分の寄付を可能にすることができます」

「世界の希望はあなたたちの双肩にかかっています。一緒にこの挑戦に立ち向かわなければなりません。健康で明るく公平な未来をすべての子どもたちやみんなのために築きましょう」

ノエル・ギャラガーは新型コロナウイルスのパンデミックに対する対応についてボリス・ジョンソン首相を批判しており、「非常時にふさわしくない人物だということを証明した」と語っている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ