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スクエアプッシャーは1996年にリリースされたデビュー・アルバム『フィード・ミー・ウィアード・シングス』が25周年を記念してリマスターされて再発されることが決定している。

本作は10年以上もの期間、CDやLPはもちろん、ストリーミングやダウンロード配信も行われていなかったが、リリースからちょうど25年目にあたる6月4日にリマスターされて再発される。ストリーミング・サービスやデジタルでも解禁される。

リリース発表に合わせて“Theme From Ernest Borgnine”の音源が公開されている。

スクエアプッシャー本人が監修した今回のリイシュー盤の音源は、オリジナルのDATからリマスターされており、同時期にリリースされたEP作品『スクエアプッシャー・プレイズ…』のBサイドに収録されていた2曲“Theme From Goodbye Renaldo”と“Deep Fried Pizza”も収録される。

6ページの拡大版ブックレットでは、制作当時を振り返るセルフライナーノーツや、使用機材の情報を含む本人による各曲解説、当時の貴重な写真やメモが掲載される。

紙ジャケ仕様の国内盤CDは高音質UHQCDとなり、ブックレット訳とリチャード・D・ジェイムスによる寄稿文の対訳、そして解説書が封入される。また、数量限定のTシャツセットも発売され、輸入盤LPにはブラック・ヴァイナル仕様の通常盤に加えて、クリア・ヴァイナル仕様の限定盤も発売される。

リチャード・D・ジェイムスは本作について次のように述べている。「スクエアプッシャーは、フルートという楽器を使わずに、フルートに開いた穴だけでどんな音が鳴らせるかと考える人物だ。過去に一度も鳴ったことのない音を出すため、リチャード・ロジャーズとジュリー・アンドリュースは『サウンド・オブ・ミュージック』すなわち音楽の響きをもたらし、ジョン・ケージやサイモン&ガーファンクルは(「4分33秒」や「サウンド・オブ・サイレンス」で)静寂の響きをもたらし、そして今、スクエアプッシャーは “サウンド・オブ・サウンド” つまり “音による響き” を我々にもたらす」

リリースの詳細は以下の通り。

label: Warp
artist: Squarepusher
title: FEED ME WEIRD THINGS
release: 2021/06/04
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11839
tracklist:
01 Squarepusher Theme
02 Tundra
03 The Swifty
04 Dimotane Co
05 Smedleys Melody
06 Windscale 2
07 North Circular
08 Goodnight Jade
09 Theme From Ernest Borgnine
10 U.F.O.’s Over Leytonstone
11 Kodack
12 Future Gibbon
13 Theme from Goodbye Renaldo
14 Deep Fried Pizza

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