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ラフ・ライダーズ・エンタテインメントの共同設立者であるダリン・“ディー”・ディーンはDMXの最後のアルバムについて「最高傑作」の一つになるだろうと語っている。

本名をアール・シモンズというDMXは現地時間4月9日に享年50歳で亡くなっている。彼はオーヴァードーズのために入院していたが、集中知慮室で治療を受けていると報じられていた。

ニューヨークのホワイト・プレインズ病院の外でDMXのツアー・マネージャーであるクレイグ・ブロッドヘッドと共に「フォックス5」の取材を受けたダリン・“ディー”・ディーンはDMXの功績と生前取り組んでいたアルバムについて語っている。

クレイグ・ブロッドヘッドはDMXがナッシュヴィルでアルバムをレコーディングしていたと説明している。「ディーと俺は新型コロナウイルスが発表されたのを受けて、DMXとRVに乗り込んで、テネシー州ナッシュヴィルまで向かったんだ」と彼は語っている。「RVで繰り出したのはDMXが『ニューヨークで捕まっていられないよ。アルバムを始めよう』と言ったからなんだ」

「このアルバムはスペシャルなんだ」とダリン・“ディー”・ディーンは語っている。「俺たちのやったアルバムで聴けるものは聴いたことがないと思う。多分、素晴らしいアルバムの一つだね。最高傑作の一つだよ。間違いなく名作なんだ」

ここ数年にわたってDMXは2012年発表の『アンディスピューテッド』に続く復帰作に取り組んでいた。

いくつかのインタヴューによれば、アルバムにはリル・ウェイン、スヌープ・ドッグ、アリシア・キーズ、アッシャー、グリゼルダのクルー、今は亡きポップ・スモークが参加していることが明らかになっている。

今年2月、DMXはU2のボノとのコラボレーションとなる“Skyscrapers”という曲があることを明かしていた。

DMXについてはブーツィー・コリンズやディープ・パープルのイアン・ペイスが参加した新曲“X Moves”が公開されている。

“X Moves”はDMXが「心停止」を患って亡くなる直前に発表されている。

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