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セックス・ピストルズは楽曲のロイヤリティをめぐって新たな訴訟が起こったことで「金輪際終わり」だと言われている。

『ザ・サン』紙によれば、ギタリストのスティーヴ・ジョーンズとドラマーのポール・クックはジョン・ライドンとグレン・マトロックに対して契約違反だとする訴訟を起こしていて、自分たちのロイヤリティの取り分に手を付けたと主張している。

バンド・メンバーは今はもう言葉を交わすこともないということで、弁護士を通してコミュニケーションを取っているという。

「彼らは常に激しい関係でしたが、悲しいことに今は最も最悪な状況になっています」と情報筋は『ザ・サン』紙に語っている。

「誰も話もしません。弁護士を通してだけです。それぞれが数十年にわたる様々なことについて、他の人間に責任があると考えているのです」

「多くのバンドと同じように金銭が主要な要因となっています。スティーヴとポールは過去に遡ってロイヤリティをちゃんと渡されてこなかったと考えています。一方、グレンとジョンはむしろ自分たちはもっとお金をもらうべきだと思っています。ことによっては彼らも反訴する可能性もあります」

情報筋は次のように続けている。「だいぶ前に再結成の話もありましたが、今では話もありません。セックス・ピストルズは金輪際終わりです」

再結成が実現しないとしてもセックス・ピストルズはダニー・ボイルが監督を務めた伝記映像作品が制作されている。

トビー・ウォレスがスティーヴ・ジョーンズを演じ、アンソン・ブーンがジョン・ライドンを、ルイ・パートリッジがシド・ヴィシャスを、ジェイコブ・スレイターがポール・クックを演じる。

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