ダウンタウン・ボーイズ

Daniel Topete

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セカンド・アルバム『フル・コミッション』は間違いなく2015年に欠かせないアルバムだ。人種差別問題、階級闘争、アメリカの医療制度の失敗、若者の疎外感、そして家族の結び付きの欠如を取り上げた驚くべき作品だった。今年はぜひUKに来てもらわなくてはいけない。


ディーエムエーズ

Jordan Hughes

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オーストラリア発の彼らはディーズィー・デスレイズと同じシーン出身だが、もっとレトロなサウンドを生み出している。カッパのキャップやカグールといったファッションのために、常にオアシスと比較されるが、事実彼らの音楽のDNAにはペイヴメントからブラーといった90年代の数々のバンドの要素が見受けられる。


ブラック・ハニー

Charlotte Patmore

Photo: Charlotte Patmore


ウェスタン・スパイクのギターベルトを巻き付けた妖しい魅力のヴォーカリストを擁するブラック・ハニーは2016年のブライトンが誇る期待の新星だ。ヴォーカルのイジー・B・フィリップスがステージに立つとウルフ・アリスと比較されたが、実際はまったく違っていて、ナンシー・シナトラ、デボラ・ハリー、ラナ・デル・レイを崇拝している。


ピックス

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4ADレコードのニューカマー、ピックスが7月に出したシングル”Fall In”は2015年で最も印象的で、後ろ向きで、まるで哀愁の海岸で溺れ死ぬかの様な、秋の雰囲気、悲運の漂う美しさだった。これが若干19歳のハンナ・ロジャーズが特別な理由である。彼女の音楽にはほぼすべてに厳粛な美しさがある。


カー・シート・ヘッドレスト

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バンドキャンプでのアルバムのリリースのためコツコツと働いてきたウィル・トレドが、遂に正式にマタドールと契約した。初めて適切なタイミングで適切な後援者がついた格好だ。昨年10月のニューヨークでのCMJフェスティバルは、彼が見事にオーヴァーグラウンドになった瞬間だった。独特のローファイ・ガレージ・ロックは、その他の多くのバンドより抜きん出ていた。


LUH

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おそらく元ウー・ライフのヴォーカルのエラリー・ロバーツが現在直面している最大の悩みは、まだファンがいるか、ということだろう。マンチェスター発のカルト・バンドが解散し、シーン全体が揺れ動いた時から3年以上が経つ。ロバーツの音楽は確かに一定の水準に達している。彼とLUHのコラボレーター、エボニー・ホーンによる最後のトラック、“Lost Under Heaven”は素晴らしく情熱的で、心を揺さぶるものとなっている。

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