2015年は、ミュージシャン同士のケンカが絶えなかった。ワン・ダイレクションとノエル・ギャラガー、ニッキー・ミナージュと様々な人たち。ここでは、2015年を代表するミュージシャン同士のケンカを紹介する。
スクリレックス VS デッドマウス
デッドマウスがスクリレックスとディプロのユニット、ジャック・Uがジャスティン・ビーバーをフィーチャーして発表したシングル“Where Are Ü Now”を酷評すると、11月にスクリレックスがデッドマウスのレーベルについて嫌味たっぷりなツイートを投稿した。2人のツイート合戦は過熱し、デッドマウスは以下のように締めくくっている。「まとめ。2人のEDMの裏切り者が、誰がいいレーベルを持ってるだの、誰が悲しいだのって言い合ってる。2015年へようこそ。これが俺が今回得たすべてだな」
ドレイク VS ミーク・ミル
別名、2015年最大のビーフ(ケンカ)。「ドレイクがゴーストライターを使っている」と、ミーク・ミルがツイッターで非難したことから始まったが、この騒動はヒップホップ界全体を巻き込んだだけでなく、音楽業界におけるゴーストライター問題の論争にも発展した。ドレイクは最終的に“Change Locations”でこう反撃している。「Fuck all the opps and the shots that they send(敵対してくるヤツらと、そいつらの企てをめちゃくちゃにしてやる)」
コリィ・テイラー VS カニエ・ウェスト
カニエ・ウェストは今年のグラストンベリー・フェスティバルで、自分は「現存する世界で最も偉大なロックスター」であると発言した。これを受けて、スリップノットのリード・シンガー、コリィ・テイラーはインタヴューの中で「いい加減にしろ」と叱っている。しかしながら、このビデオ・メッセージは面白みに欠ける上に、カニエ・ウェストは間違いなく「現存する世界で最も偉大なロックスター」なので、この件はカニエ・ウェストの勝ちだろう。
ジャック・ホワイト VS ザ・ブラック・キーズ
9月にザ・ブラック・キーズのパトリック・カーニーは、こうツイートした。「(ジャック・ホワイトが)僕が何人かの友達とよく言ってるバーにやってきて、ケンカをふっかけてきたんだ」これに対しジャック・ホワイトは次のように反応している。「誰も君にケンカをふっかけてはいないよ、パトリック。誰も君に触ったり、いじめたりしてないよ。君は答えることのできない質問をされて逃げたんだ……。ネット上でグチをこぼすのをやめて、人間らしく面と向かって話し合おう」
オッド・フューチャー VS オッド・フューチャー
オッド・フューチャーが主催する音楽フェス、キャンプ・フロッグ・ノウ・フェスティバルがロサンゼルスで開催されたが、その際にホジー・ビーツがこう語っている。「(タイラー・ザ・クリエイターは)ペテン師だ。彼は邪魔されたわけじゃないのに黒人を見捨てた。これは俺だけのために言ってるんじゃない」タイラー・ザ・クリエイターは「がっかりした」とツイートし、ホジー・ビーツはその後ビデオ・メッセージを投稿している。「タイラーにグチをいうのはやめろと言われたんだ。分かった、と返したよ」何ともかわいらしいケンカだ。
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