11. 謎の電話番号

Radiohead-Airbag
レディオヘッドのEP『Airbag/How Am I Driving』のジャケットには「1426148550」という奇妙な数字が書かれていた。ファンは、その番号に電話をかけるとトム・ヨークが「やあ!」と挨拶する留守番電話だということをすぐに発見している。ここにファンが残したメッセージは、将来のレコーディング用に保存していると思われる。

12. ジェフ・バックリィの影響

Radiohead-Bends
故ジェフ・バックリィは、メンバーが認めるよりもより大きな影響をレディオヘッドに与えたものと思われる。レディオヘッドの『ザ・ベンズ』を手がけたプロデューサーのジョン・レッキーは、ジェフ・バックリィがトム・ヨークの奥深くに大きな影響を及ぼしているとし、ジェフ・バックリィについて「彼にファルセットを退屈にならずに歌い上げることができることを認識させた」と語っている。

13. バンド初期の支援者

Radiohead-Amnesiac
レディオヘッドは、彼らの初期のメンターとして、学校の音楽教師であったテレンス・ギルモア・ジェームズをあげている。コリン・グリーンウッドは、「俺たちが音楽を始めた時、彼の援助があったことが大きいんだ。何でって、おかげで校長から何のお咎めも受けなかったからだ。校長は俺らが学校の所有物を使用したとして請求書を送ってきたような奴だぜ」

14. トム・ヨークの抱える不満

PRESS

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トム・ヨークは、自分の声にいらつきを感じている。「自分の声が可愛すぎるのにはイラッとするんだ。毒をもったように歌いたくても、とっても丁寧に聞こえるんだと思う」と語っている。この自分の歌声に対する不満が、2003年に発表した“Myxomatosis”や“A Wolf At The Door”のような、歌っているというよりは語っているのに近い曲を生み出したようだ。

15. ジョニーとフィルが出演したあの映画

Claire Morris/NME

Photo: Claire Morris/NME


レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドとフィル・セルウェイは、パルプのフロントマンのジャーヴィス・コッカーと共に2005年の映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に出演している。若い魔法使いに人気のバンド、ウィアード・シスターズのメンバーという役柄だった。

16. 大学時代のトム・ヨーク

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コリン・グリーンウッドとトム・ヨークが初めて組んだバンドはTNTという名前で、軽いパンク系の音楽であった。トム・ヨークはエクセター大学に在籍している間、パンク系のギターを奏で、テクノ風の格好をしていたという。

17. 自動車事故の影響

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トム・ヨークは、1987年に乗車していたガール・フレンドとともに交通事故に遭っている。ガール・フレンドはむち打ち症に苦しみ、トム・ヨーク自身は無事だった。それ以来、彼は車恐怖症に陥り、“Airbag”、“Killer Cars”、“Stupid Car”、“Drunkk Machine”などの楽曲を生み出している。

18. メンバーの身長

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エド・オブライエンがメンバーの中で最も背が高く、6フィート2インチ(188cm)であるが、他のメンバーは皆6フィート(180cm)以下である。

19. あの名曲のレコーディング秘話

Andy Willsher/NME

Photo: Andy Willsher/NME


トム・ヨークは、1994年にジェフ・バックリィのライヴをロンドンのガレージで見た直後に“Fake Plastic Trees”をレコーディングする。ライヴに多大な影響をうけたであろう彼は、スタジオ入りした後、涙を流したという。

20. メンバーで音楽的教育を受けたのは?

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バンドのメンバーの中で本格的な音楽教育を受けたのは、ジョニー・グリーンウッドだけだ。彼は、子供の頃には本格的なヴィオラのレッスンを受けていた。そのほか、ギター、オルガン、ピアノ、木琴、オンド・マルトノ、バンジョーとハーモニカなど幅広く演奏が可能だ。

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