FACEBOOK/LEE SCRATCH PERRY

Photo: FACEBOOK/LEE SCRATCH PERRY

ダブの先駆者であるリー・“スクラッチ”・ペリーが所有するスタジオが、ジャマイカ人の音楽プロデューサーがロウソクの火を消し忘れたために焼失してしまったという。

スイスのスタジオを火事で失ったリー・“スクラッチ”・ペリーは、「僕の秘密の研究所が、燃え尽きてしまったよ」とフェイスブックに書きこんでいる。

リー・“スクラッチ”・ペリーは、スタジオには音楽機器やステージ衣装など、彼が「生涯かけて集めたコレクション」が保管されていたとも述べている。「僕はすごく悲しいけど、妻は激怒してるよ」とも語っている。

リー・“スクラッチ”・ペリーはファンに対して、彼がまだライヴハウスで着たり使ったりできるような「無傷のもの」を送ってほしいと訴えており、その見返りとしてゲストリストへの記載と、バックステージへの招待を行うという。

火災発生当時の写真は下記のとおり。

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リー・ペリーは今年の初めにXLレコーディングスの創設者であるリチャード・ラッセルと共にシングルを作成しており、楽曲はレコード会社との物々交換でのみ入手可能としていた。

リチャード・ラッセルは、こう述べている。「もしCDが欲しければ、支払いではなく物々交換をしてもらいます。何でもいいので交換したい物を用意して頂き、『W11 9EZ ロンドン 私書箱68425レジデンス・ラ・レボリューション』宛てにお送りください。在庫のあるうちはお返しとして、手描きの12インチのCDをお送りします」

「BBC Radio 4」に登場したリチャード・ラッセルは、これまでに絵や3Dプリンターで作られた金色のペガサス、今回のCDに収録されている曲を入れたハンドメイドのオルゴールなどを受け取ったことを明かしている。また、彼は続けてこう述べている。「送られてくるものすべてに見事な技術品や想像力に富んだものを望むのは無理があるし、私はそこまで期待していません」

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