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オノ・ヨーコは飲料メーカーのソフト・ドリンクがジョン・レノンの商標を侵害していると抗議して、その商品名を変更させている。

完全菜食主義のグルテンフリー飲料、ジョン・レモンは2012年にポーランドの企業によって発売されたが、オノ・ヨーコによる法的手段の恐れを受けて、商品名を「オン・レモン」に変更している。

「ロイター通信」によれば、オノ・ヨーコ側の弁護士は飲料メーカーに対してジョン・レノンの商標を侵害し続けるのであれば、1日5000ユーロないしは1本あたり500ユーロの費用を支払うよう警告したという。

飲料メーカーは商標侵害を否定したが、オノ・ヨーコ側の弁護士はジョン・レモン・アイルランドがフェイスブックの投稿でジョン・レノンの写真を投稿して、マーケティングにあたって「Let It Be」というフレーズが侵害に値すると主張している。

UKでジョン・レモンを流通させているミスター・レモネード・オルタナティヴ・ドリンクスの設立者であるカロル・チャメラは『イースト・ロンドン・アドヴァタイザー』に次のように語っている。「この商品に関わっている私たち全員がスタートアップ企業で、非常に高額な金額に値する方と争うことはできなかったのです」

ジョン・レノンとオノ・ヨーコは先日、愛と反戦の理念に焦点を当てた新たな伝記映画が制作されることが明らかになっている。

まだタイトルの決定していないこのプロジェクトは、『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』、『キャプテン・フィリップス』らを手掛けてきたマイケル・デ・ルカと、イマーシヴ・ピクチャーズのジョシュ・ブラットマン、そしてオノ・ヨーコによって制作されているものだという。「ハリウッド・レポーター」は、『博士と彼女のセオリー』を手掛けたアンソニー・マッカーテンが脚本を担当していると報じている。

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