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ミスフィッツでベーシストを務めるジェリー・オンリーは、オリジナルのフロントマンであるグレン・ダンジグを迎えての再結成を果たしたことで、同バンドが「これまでで最高のアルバム」を作れるかもしれないと語っている。

ミスフィッツは、9月4日に開催されたライオット・フェスト・デンヴァーで、フロントマンにグレン・ダンジグを迎えての1983年以来となる公演を行っており、9月18には姉妹フェスとなるシカゴでのライオット・フェストでの演奏を控えている。ジェリー・オンリーと、彼の弟でギタリストでもあるドイル・ウルフギャング・フランケンシュタインは、再結成を果たした同バンドが継続して存在していけるように願っていると語っている。

ジェリー・オンリーは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「俺はバンドを継続させていきたいと思ってるんだけど、きっとドイルやグレンも同じ気持ちのはずだよ。俺らが継続していくために必要なのは、器が大きい人間でいられるかどうかだけだね」

1983年にバンドは解散して以降、1995年からジェリー・オンリーとドイル・ウルフギャング・フランケンシュタインはミスフィッツ名義での活動を続けたが、一方のグレン・ダンジグは、自身の名を冠したバンド、ダンジグでフロントマンを務めていた。2014年に再結成の話が初めて浮上するまで、彼らはミスフィッツという名の権利をめぐり何度も法廷で争っていた。

ジェリー・オンリーは次のように語っている。「いずれは、ドイルとグレンと俺で新作アルバムを書くことになるはずだ。折角だし、一緒に取り組んでこれまでで最高のアルバムを作らない手はないだろ? 再び一緒にプレイできて本当に良かったと思ってる。リハーサルをする場所もあるし、何よりとっても楽しいんだ。常に笑いが絶えないよ。これはうまく行っている何よりの証拠だよね」

ミスフィッツは、オリジナル・ラインナップだった1977年から1983年の期間、最も多大な影響を与えたハードコア・パンク・バンドの一つとなっている。ジェリー・オンリーは再結成についてこう語っている。「一番つらかったのは、チェシャ猫みたいな大きな笑顔を常に隠しておかなきゃいけなかったことだね。ただ我慢して、観客が期待するものを提供しなければならなかったんだ」

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