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クイーンは、ドナルド・トランプが自身の集会で1977年発表のシングル“We Are The Champions”を使用したことへの不満を表明する二度目の声明を発表している。

共和党の大統領候補であるドナルド・トランプは、現地時間7月18日にクリーヴランドで行われた共和党全国大会の場で“We Are The Champions”を使用している。

声明のなかで、ドナルド・トランプが「再度楽曲を正式な許可なく使用した」ことに対して、「不満」を抱いていると語っている。

クイーンのギタリストであるブライアン・メイは6月にも、ドナルド・トランプが“We Are The Champions”を使用する許可について「求められていない」と語っており、この時はドナルド・トランプに対する怒りは個人的なものであり、「公式な声明ではない」としていた。

楽曲が再び集会で使用されたことを受けて、クイーンの楽曲を管理するソニー/ATVミュージックはクイーンのマネージャーによる正式な声明を発表している。「ソニー/ATVミュージック・パブリッシングは、トランプ氏よりトランプ氏のキャンペーンやトランプ氏の団体で“We Are The Champions”を使用する許可について一度も求められていません。使用を中止するよう以前に要請したにもかかわらず、再度楽曲を正式な許可なく使用したことに対して、バンドに代わって我々は不満を抱いています。わたしたちの要請はトランプ氏とそのキャンペーンによって明らかに無視されたのです」

声明は次のように続いている。「クイーンはいかなる国であっても自身の楽曲を政治的な議論や大規模な議論と関連づけたくはありません。クイーンは、トランプ氏や共和党の政治的意見を後押しするために“We Are The Champions”が使用されることを望んでおりません。トランプ氏やそのキャンペーンがこうした希望を汲んでくれることを信じていますし、願っていますし、期待しています」

アデル、ザ・ローリング・ストーンズ、エアロスミス、R.E.M.、ニール・ヤングといったアーティストもドナルド・トランプに自身の楽曲が使用されることを禁じている。

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