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ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンは現地時間4月20日にコーチェラ・フェスティバルで行ったパフォーマンスが「おそらく自分たちの最後のライヴになる」と語っている。

デーモン・アルバーン、ギタリストのグレアム・コクソン、ベーシストのアレックス・ジェームス、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーから成るブラーは2週連続でコーチェラ・フェスティバルに出演している。

バンドは2週目の最後に“Tender”を演奏しており、デーモン・アルバーンは次のように打ち明けている。「真実と潔白の精神の下、これがおそらく自分たちの最後のライヴになるんだ」

デーモン・アルバーンは昨年12月の時点でブラーの活動を休止するとして「自分としてはもういい」と語っていた。

「このキャンペーンも締めくくる時だね」と彼は語っている。「自分としてはもういいんだ。やるべきことだったし、こうした曲をもう一度演奏して、連中と一緒の時間を過ごし、アルバムを作れたことなんかはものすごく光栄だったよ」

デーモン・アルバーンは次のように続けている。「もうやらないと言っているわけじゃない。素晴らしい成功だったよ。でも、過去にしがみつきたくはないんだ」

2週目のセットリストは以下の通り。

‘St. Charles Square’
‘Popscene’
‘Trouble in the Message Centre’
‘Beetlebum’
‘Goodbye Albert’
‘Trimm Trabb’
‘Out of Time’
‘Bird Song’
‘Death of a Party’
‘Girls & Boys’
‘Song 2’
‘The Narcissist’
‘Tender’

先日、デーモン・アルバーンは1週目のコーチェラ・フェスティバルで観客の反応に対してステージ上で不満を露わにしている。

ブラーは“Song 2”や“Popscene”などキャリア全体に及ぶ人気の楽曲をこの日演奏したが、“Girls & Boys”でコール&レスポンスを試みた時にデーモン・アルバーンは苛立ちを見せている。

「もっとうまくやれるんじゃないかな」とデーモン・アルバーンは反応の薄い観客に語り、望んだ反応が得られない観客に次のように続けている。「二度と僕らを観ることはないんだから、歌ってくれてもいいんじゃないかな? 言っていること分かる?」

デーモン・アルバーンは出演に先立って『KROQ』のインタヴューで次のように語っている。「分からないけど、コーチェラは観客に関して言うと、不思議なんだよ。時々分からなくなる。独自の惑星にいるようなものだからね」

ブラーはコーチェラ・フェスティバルのどちらの週にもモハーヴェ砂漠の地元民族のシンガーであるトーレス・マルティネス・カウィラ・バード・シンガーズを迎えている。

また、ブラーは2023年の再結成を追った新たなドキュメンタリーとコンサート映画が公開される予定であることも明らかになっている。

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