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ブラック・サバスの結成メンバーであるドラマーのビル・ワードはバンドの栄光は「終わっていない」として、オリジナル・メンバーで新しいアルバムを「作りたい」と語っている。

ビル・ワードは2013年発表の『13』のリリース前となった2012年にブラック・サバスを脱退している。脱退の理由についてビル・ワードは契約の問題としていたが、オジー・オズボーンはビル・ワードが肉体的にアルバムや続くツアーで演奏できないからと述べていた。

衛星ラジオ局「シリウスXM」でのエディ・トランクによるインタヴューでビル・ワードは新しいスタジオ・アルバムのためにバンドメンバーと再結成したいと語っている。

「ブラック・サバスの栄光は終わってないんだ」とビル・ワードは語っている。「僕は終わらせていない。終わらせられたんだ。だから、他の連中は終わったのかもしれないけど、僕は終わっていない。でも、現実的に考えると、ブラック・サバスでツアーをするには自分にその能力はないね。ステージであのバンドをドライヴさせる能力はないよ。それをするには60歳まで戻らないとダメだね」

彼は次のように続けている。「オリジナル・メンバーのブラック・サバスでスタジオ・アルバムをやりたいね。僕が言っているだけだけどね。これから提案するところなんだ。まだ誰とも話をしてないんだけどさ。でも、僕は終わってないんだ」

「他の3人は終わったのかもしれないし、それは尊重する。でも、僕は終わっていないんだ。存在している限り、息をしている限り、素晴らしい音楽を作る可能性はあるんだからね」

2019年にオジー・オズボーンはビル・ワードと最後のツアーを締めくくる1公演をやりたいと語っていた。

ビル・ワードは2011年い最後の再結成ツアーを発表した時にオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーとツアーを行う予定となっていた。

「まず第一に、ビル・ワードがいなかったということが残念なんだ」と彼は語っている。「人々はそれを俺のせいにしようとするんだけどさ、俺じゃないんだよ、正直に言うとね。俺たちには立ち止まっている時間がなかった。進まなければいけなかったんだよ。ビルとうまくいかなったことは残念に思っているよ」

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