Beth Garrabrant

Photo: Beth Garrabrant

テイラー・スウィフトは6曲の未発表曲を収録した『フィアレス』の再レコーディング・バージョンのリリースに先立って、“Love Story”のテイラー・バージョンを本日2月12日にリリースすることを発表している。

テイラー・スウィフトは「サプライズの発表」を予告していたが、最初の6作を再レコーディングする計画から最初の楽曲がリリースされることを発表している。

テイラー・スウィフトはスクーター・ブラウンのイサカ・ホールディングスがビッグ・マシーン・レーベル・グループから2019年6月にテイラー・スウィフト音源の権利を買収したことを受けて、過去の音源を再レコーディングする意向であることを発表している。昨年11月、音源の権利は2年間で2度目となる売却を経験している。

“Love Story”を再レコーディングした音源は一部がライアン・レイノルズによるマッチング・サイト「Match」のCMで公開されていた。新たにレコーディングされた『フィアレス』は今年リリースされる予定で、テイラー・スウィフトが16歳から18歳だったこの時期に書いた未発表曲6曲を収録して全26曲が収録される。

ファンはテイラー・スウィフトが発表した声明で大文字になっている部分が「4月9日」となることから、これがアルバムの発売日ではないかと推測している。

『フィアレス』はカントリー・ミュージックの歴史において最も賞を獲得したアルバムとなっていて、テイラー・スウィフトにとって初となったグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞している。テイラー・スウィフトは2016年に『1989』でも最優秀アルバム賞を受賞しており、今年『フォークロア』もノミネートされている。

『フィアレス』には“White Horse”、“You Belong With Me”、“Fifteen”、“Fearless”といったシングルが収録される。

先日、テイラー・スウィフトは昔の音源を再レコーディングする作業について「素晴らしいアドヴェンチャー」だと語っていた。

「いい時間を過ごしていて、素晴らしくて楽しいアドヴェンチャーになっているの。今のところレコーディングした中で最も楽しかったのは“Love Story”だと思う。というのも、古い楽曲ほど、私の声が10代のもので、昔の自分の楽曲や10代の頃の声を聴いていると、別のシンガーのように感じるのよね」

「だから、よりよくできるんじゃないかと思う曲をもう一度レコーディングしているのが一番楽しいの」

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