エルトン・ジョンは自伝『Me:エルトン・ジョン自伝』の新章でロッド・スチュワートとの確執について述べている。
ロッド・スチュワートはエルトン・ジョンが最後のツアーを行っていることについて「金目当て」だと批判して、2年近く確執が続いていた。
ロッド・スチュワートは2018年にエルトン・ジョンのツアーについて「チケットを売ろうというのが鼻についた」と語り、「不誠実で、ロックンロールじゃない」と述べていた。
『ザ・サン』紙によれば、エルトン・ジョンは今週イギリスで刊行された『Me:エルトン・ジョン自伝』のペーパーバック版の新章でこの諍いについて触れている。
『ザ・サン』紙が入手した抜粋でエルトン・ジョンはロッド・スチュワートが「生意気にも」「ロックンロール」を教えてくれるらしいと発言したとされている。
エルトン・ジョンは次のように述べている。「ここ10年の多くを『グレート・アメリカン・ソングブック』や『ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス』を甘く歌うのに費やしてきた人物にロックンロールの荒くれた精神を教えてもらう必要があるとはまったく思えないね」
「そのうえ、彼は生意気にも自分のツアーのプロモーションをするためにテレビに出演しているくせに僕がツアーのプロモーションをすることに文句を言っているんだ」
エルトン・ジョンは続いてロッド・スチュワートに連絡を取り、「こんなことで揉めることができないほど、あまりに長い知り合いだ」と伝えたとしている。
しかし、ロッド・スチュワートのマネージャーはツアーの間「定期的に喉を休めなければいけない」としてロッド・スチュワートがエルトン・ジョンと話すことができないと言ったという。
「何がそんなに彼を怒らせてしまったのか分からないよ。皮肉だよね。長年にわたって彼を苛立たせようと時間を費やしてきたのにね」とエルトン・ジョンは著書で述べている。
先日、ロッド・スチュワートは和解しようとエルトン・ジョンの息子を自宅のサッカーに誘ったが、うまくいかなかったと述べている。
「もうお互い話をしていないんだ。大きな確執があったからね」と彼は説明している。「前回、Eメールをした時は『サッカー場を持っているんだ。子供たちを来させてみないか?』と言ってみたんだ。2人ともサッカーが大好きだからね」
エルトン・ジョンへの誘いはデヴィッド・ファーニッシュと共有している2人の息子であるザッカリーとイライジャを含むものだったが、エルトン・ジョンからの返事はなかったという。
先日、ロッド・スチュワートはエルトン・ジョンの映画『ロケットマン』の成功を受けて、自身のキャリアを映画化することについて語っている。
BBCラジオ6に出演したロッド・スチュワートはもし自身の映画が実現したら「嬉しい」と語っており、演じてほしい俳優として『ノッティングヒルの恋人』や『ハリー・ポッター』シリーズで知られるリス・エヴァンスを挙げている。
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