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クラウド・ナッシングスはサプライズ・アルバム『ザ・ブラック・ホール・アンダースタンズ』をリリースしている。

アルバムに収録される10曲は自己隔離の最中にレコーディングされたとのことで、メンバーはそれぞれレコーディングを行ってEメールで完成させたとのことで、フロントマンのディラン・バルディとドラマーのジェイソン・ゲリックスだけが演奏している。

「ポップで悲しいところがあるんだ。多少、自分の心理状態もそんな感じだったからね」とディラン・バルディはツイートしている。

アルバムの収益の4分の1は音楽教育の非営利団体であるプレイ・オン・フィリー、レイニー・インスティテュートに寄付される。

新作はこちらから。

ツイッターでディラン・バルディはバンドで「一つの部屋」でアルバムをレコーディングしたことも明かしており、そちらも今年リリースするという。

クラウド・ナッシングスは本日より定期的に新曲をリリースすることを計画しており、バンドキャンプで会員制サービスを始めている。会員はデジタルEPを毎月受け取ることができ、マーチャンダイズが割引される。さらにスーパー会員は2枚のアナログ盤を入手することができる。5月にもバンドキャンプは収入を放棄しているが、クラウド・ナッシングスはここ10年でレコーディングしてきた27枚のライヴ・アルバムをリリースしている。

クラウド・ナッシングスが最後にリリースしたアルバムは2018年発表の『ラスト・ビルディング・バーニング』となっており、ディラン・バルディとジェイソン・ゲリックスは5月に『ブレスド・リペアー』というフリー・ジャズのアルバムをリリースしている。

アルバム『ザ・ブラック・ホール・アンダースタンズ』のトラックリストはこちらから。

1. ‘Story That I Live’
2. ‘The Sound of Everyone’
3. ‘An Average World’
4. ‘A Weird Interaction’
5. ‘Tall Gray Structure’
6. ‘A Silent Reaction’
7. ‘The Mess Is Permanent’
8. ‘Right on the Edge’
9. ‘Memory of Regret’
10. ‘The Black Hole Understands’

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