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ブラック・サバスのトニー・アイオミによれば、マイケル・ボルトンはかつてブラック・サバスのオーディションを受けたことがあるという。

トニー・アイオミは先月、2017年に引退したブラック・サバスのキャリアや半生を振り返るロング・インタヴューをギブソンTVで受けている。

トニー・アイオミはインタヴューの中で1982年11月にロニー・ジェイムス・ディオが脱退したのを受けてヴォーカリストを探していた頃を振り返っている。

「僕はデヴィッド・カヴァーデイルに電話をしたんだけど、彼は『ちょうどホワイトスネイクで、バンドとして集まったところなんだ。なんでもっと前に電話してくれなかったんだ』と言っててね」とトニー・アイオミは語っている。

「僕はこう言ったよ。『それはまだ抜けていなかったからね。今、起きてしまったんだ』ってね」

「それで、いろいろ別のシンガーを探して、いろんなシンガーをオーディションしたんだ。マイケル・ボルトンもいたんだ。信じられないかもしれないけどね。彼もその1人だったんだよ。おかしな人選だけどね」

「ちょっと続けたんだけど、彼にはしなかったんだ」

ブラック・サバスは最終的にディープ・パープルのイアン・ギランを迎えて1983年に『悪魔の落とし子 』をリリースしている。

マイケル・ボルトンがオーディションを受けた事実はブラック・サバスの伝説の一つとなってきたが、マイケル・ボルトンは2014年のインタヴューで「噂」だと否定していた。

「ブラック・サバスが僕をオーディションしたという噂は噂でしかないんだ」とマイケル・ボルトンは2014年に『エコー』紙に語っている。「一体、どこから始まったのか分からないよ」

先日、オジー・オズボーンはトニー・アイオミを「最高の」ギタリストと賛辞を寄せながらも、今なお「恐れを感じることがあり、それは彼も自覚している」と語っている。

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